モグリ社員

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家族の休日。
一般にも開放しているという、一風変わった社員食堂へ。

一歩中に入れば、外観からうかがい知れぬ広がりのある空間。
運良く空いていた畳の席で、赤子を横に寝かせて夫とゆっくり薬膳料理を楽しんだ。

正午になると社員のおばちゃんたちがだんだん集まってきて、
それぞれのお弁当を広げながらおしゃべりする「サラメシ」さながらの風景なのだった。

お屋敷妄想

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ふだん通らない道を通ってみるのが好きだ。

桃の花?に誘われて、通ったことのない小道に入ってみたら、
小道の表から見えている家が、思いの外大きなお屋敷であることが分かった。

昔から、大きなお屋敷を見るのが好きだ。
間取りや家族構成を想像したり、何をやってるおうちなんだろうと妄想したり。

小学生のときも、庶民の住宅街に突然現れる大きな洋館がいつも気になっていた。
人が出入りしているのは一度も見たことがなかったけど、確かに人は住んでいた。

一度でいいから、気になるお屋敷の中を見てみたい。

そこに写っているものは

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春の夕暮れ。
久しぶりにフィルムカメラを持ち出して。

あと3枚で終わると思っていたフィルムは、どうやら24枚ではなく36枚撮りだったようで、結局現像するのはまた次の機会になった。

現像したとき一枚目に写っている写真を見るのは、いつも一番わくわくする瞬間だ。
今回の一枚目は、いつのどんな写真だろうか。

世界のふち

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赤子の爪は毎日伸びる。

生まれたばかりのとき、夫と私のどちらにも似ていないと思った華奢な細長い指は、
あっというまにプクプクになって、だんだん私の小さいときのようになってきた。


おさなごの指を押さえてこの淡き小さき世界のふち切り落とす  (俵万智)

ホワッチュアネイム?

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夫が休みの週末。
赤子を連れて、夕方から近所をお散歩。

モクレン」と「コブシ」の見分け方がよくわからない。
花びらがチューリップみたいに全部上を向いている、ハクモクレンだけは分かるようになった。

あと十日もすれば、サクラが咲き始める。