東京砂漠のオアシス

有楽町、無印良品の木育ひろば。

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放牧された息子は「人をダメにするクッション」をだいぶ気に入って、誰もいないのをいいことにダイブしたりよじ登ったり。
おうちがもうちょっと広かったら、買ってあげたいんだけど...。

この日は久しぶりに会う友達と、無印で待ち合わせ。
お互いぴったりの時間に着かなくてもぶらぶらできるし、子どもがぐずったら放牧もできるし、落ち合ったらカフェもあるし、ほんと、子連れのオアシスだった、有楽町無印。

街の思い出

久々の有楽町。

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東京に来て最初の勤務先が有楽町沿線で、自宅も有楽町線と乗り換え一回の線だったから、有楽町にはよく来た。
「どさんこプラザ」をちょくちょく覗いてソフトクリームを食べたり、なんとなく無印に入って新商品が出ていないかパトロールしたり、マルイ地下の成城石井でお惣菜を買って帰ったり、していた。

そのせいか、それとも街の名前のせいか、
有楽町はいつも「歓楽」とか「道楽」とかのイメージがする。

落ち着く日本家屋

友人に教えてもらった三鷹の「星と森と絵本の家」へ。

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古い日本家屋を利用した、子どものための施設。
だけど、大人の私がものすごく落ち着く建物だった。

絵本をかじったり破ったりしてしまう息子にはまだ早いだろうと思っていたけど、
意外におもちゃっぽいものもあったり、何よりいろんなスペースがあるから、息子も興味津々。
あちこちハイハイしたり、つたい歩いたりして探索していた。

ちょっと場所が行きにくいけれど、これで無料で、ごはんスペースもあるなんて、再訪決定。

夕暮れの丸の内

所用で丸の内へ。

東京によく行き始めた十余年前からずっと工事中だった気がする駅前広場。
ようやく工事の覆いが取れたとニュースで知ってから、初めて見に行った。

東京で好きな場所はいくつかあるけれど、ベスト3に入るのが東京駅から見た行幸通り。
夕暮れの時間帯が特にいい。

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とあるオフィスビルの10階へ。
平日夕方の丸の内はビジネスマン&ウーマンだらけで、
色のついたコートを着てショッピングバッグを下げた自分は、明らかに浮いていた。

郊外のファミリー感あふれる街の方が、はるかに居心地よくなっていた、東京に来て八年目。

ゆきのよる

東京の、四年ぶりの大雪。

自転車なら10分足らずの道を、さすがに怖いから徒歩で、10㎏超えの息子を抱っこしたまま慎重に歩くこと30分。の、往復。
ベビーカーも使えない、荷物も両手が空くリュックで。

その立場になるまで、雪の日に歩けない子どもを連れて出かけることの苦労なんて知らなかった。

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梅を待つ

息子が生まれて半年ほどした頃だったか、市の広報に、赤ちゃんの木の苗をもらえるというお知らせがあった。

息子の生まれた頃に咲くキンモクセイ
香りのいい月桂樹、
いろいろ迷った末、梅の木をもらうことにした。
幹が一番しっかりしていそうな苗をもらってきたのが、数ヶ月前のこと。

水やりは夫がしてくれていたのでしばらく見ていなかったのだけど、今日久しぶりにふと見に行ったら、可愛い蕾がついていた。

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梅の木にして、やっぱり良かったなぁと思った瞬間。

『光の犬』

数年前にあるブログで最初の作品『火山のふもとで』を知ってから、すっかり好きになった著者の新刊。

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前々作『沈むフランシス』で出てきた、北海道の架空の町「枝留(えだる)」がまた舞台になっていると知って、ゆっくり読みたいから、めったに買わない単行本を買った。
もったいないから、本当にちょっとずつちょっとずつ、唯一ひとりになれるお風呂で読み進めている。

四作しかないうちの一作は軽井沢、二作は北海道が舞台。
著者は、寒冷地の空気感が好きな人に違いないと思う。