2018-11-11から1日間の記事一覧

乾いた雪の降るところ

このところ、一番好きな作家と言ってもいいかもしれない松家仁之(まついえまさし)。前に一度読んだ『沈むフランシス』を、また読み返したくなって読んでいる。35歳の主人公桂子が、東京の大きな会社を辞めて北海道の小さな村に移り住む、その経緯を描写し…