桜と大仏

全国的に桜が一挙に開花した週末、 何十年かぶり?の東大寺へ。何度も行ったことがあったけど、これほど満開の桜の季節に行ったのは初めて。大きな古いものを見ると、こころがのびのびする。

かっぱん

工作好きの甥っこへの誕生日プレゼント。付属の活字一式を一文字ずつ切り取るのだけ手伝ったけど、これが一番大変だったような。ハガキサイズまで作れるのを知って、自分用にも欲しくなっている。

ごきげんいちご

1歳5ヶ月、はじめてのいちご狩り。片手にギュッといちごを握り締めたまま、別のいちごを大人が近づけると、小さなおくちで大きなパクリ。帰りの車ではずぅっとニコニコ何かをしゃべっていて、とってもごきげん。 楽しかったんだね。

こころ暖まるにちようび

先日子連れでちょっとしたピンチに陥って、急遽助けてもらった人に、お礼を渡しに行った。近所づきあいなんて皆無だった東京生活で初めて、そこそこ近所で、一軒家を構えて暮らしているご家庭に(玄関先だけだけど)お邪魔した。 綺麗に整えられた玄関先で、…

陰影礼賛

久しぶりに来た大好きなカレー屋さん。 開店時間ちょうどに、窓際の席にすべり込んだ。ここの味も好きだけれど、内装が何より好きだ。 陰のある空間は落ち着く。

傷と手当て

小さなことにいちいち傷つくことがよくあって、今日もそんな、病院帰りの公園のベンチ。 ひどい花粉症なのに外に座ったまま、出そうになる悔し涙が収まるのをしばらく待った。大人はよく「そんなことにいちいち傷ついていたら生きていけない」と言う。そして…

「およその数」が分からない

日経新聞の夕刊に作家の村田沙耶香のエッセイが連載されていて、それが毎回けっこう面白い。少し前は、道に迷ったときに「ぽい人」(同じ場所を目指してるっぽい雰囲気の人)について行ってしまう、という話があって、「分かる!」と一人で何度も頷いてしま…

大人のワンダーランド

NHK「ドキュメント72時間」で知って以来、訪れてみたかった新宿の手芸屋さん。 ちょうど買いたいものがあったので、偵察を兼ねて行ってみた。入ってみたら...聞きしにまさるワンダーランド。 二つの館に分かれていて、生地や糸やボタンはもちろん、衣装材料…

ハクモクレン

大好きな春の花が咲き始めた模様。毎年「コブシ」と「ハクモクレン」と「モクレン」が分からなくなるので、好きなものの名前だけ覚えておく。白くて、こんもりしてて、花びらが全部上を向いているのがハクモクレン。

花粉まみれのにちようび

予想以上に晴れて、風の強かった日曜日。 歩き始めた息子を連れて、新宿御苑へ。着く前から鼻がどんどん苦しくなり、頭もボーッ。毎年一日は、「あの日は花粉症が心底辛かった」と記憶に残る日がある。 今年は間違いなく、この日がそれになった。風の強い晴…

月ミチル

春の満月前夜。仕事の研修が終了。 これまでで一番キツい研修だった。体力的にも、内容的にも。

路地裏コーヒー

コーヒー1杯、残り15分の昼休みにどうしても飲みたくて、立ち寄った路地裏の小さなカフェ。コーヒーを淹れるおねえさんと、焼き菓子を作って置かせてもらっているらしいおねえさん。 コーヒーおねえさんが焼き菓子おねえさんに、確定申告について質問してい…

なくなる風景

銀座線、渋谷駅。 5月に、線路の移設工事が行われるみたい。いつか変わってしまうものを撮っておきたい。 人や、景色や、室内を。 そういう写真の方が、後で見たとき「いい写真」になる。

『ガールズファイル』

柴崎友香の、本屋さんではあんまり見たことない本が図書館にあったので、早速借りてみることに。2005年前後に20代~30代前半だった女の人たちを主人公にした、前半インタビュー、後半短編小説、という造りの一冊だった。一番最初に柴崎友香を読んだときから…

スツールは最強

息子が離乳食を食べ始めた頃から、キッチンにスツールを置くことが多くなった。家事の途中にちょっと腰掛けたいとき、 以前はソファまで行っていたのだけれど、私が座ると息子は、用事が終わったと思って寄ってくる。 そうなると、次立ち上がるときが泣かれ…

みっしり

『光の犬』を読み終わった。 帯にあった「読後、しばらく黙っていたくなる小説だ」という言葉そのままの、静謐な余韻が続いている。 大阪にParis hという大好きなパン屋があって、中でもドライフルーツやナッツが詰まっている系のパンが本当に美味しいのだけ…

珈琲と本があればよい

「静かな空間で珈琲の飲める喫茶室です」と書かれた黒板のある階段を上っていくと、ガラスをはめた小さな木製のドアがあって、そこを開けると挽きたての珈琲豆がふわっと鼻に飛び込んでくる。ここに来るのももう3回目になった。静かに考え事をしながら読む…

東風吹かば 匂いおこせよ

数年前に知ってから、一度訪れてみたかった羽根木の梅園へ。 公園に着くと、あたり一面、ふんわりとした梅の香りに包まれていた。ちょっとした食べ物もあって、取り損なったお昼をここで食べることに。 まだまだ寒い空気の中、豚汁でほっこり。桜よりも、梅…

大人と子どものにちようび

日曜日の昼下がり、同学年の子どもを持つ三家族のパーティー。一歳の子どもが一同に会せば、それはそれは賑やか。 そして、子どもたちの絡みが天国のような可愛さだった。私の子どもの頃の写真には、幼稚園や学校の行事を除けば、ほとんど全て自分の家族しか…

渦中にいながら気づいていたい

晴れた冬の日に、息子をベビーカーに乗せて。買い出し帰りの、ほんの数分の遠回り。 近所の公園のベンチに座って。私の好きな冬の低い日差しを浴びていたら、「幸せ」というのはたとえば今のこの時間のことだ、という気がした。渦中にいるときにはなかなか気…

つよいこグラスを買いました

コップを自分で持ちたがり始めた一歳の息子用に、以前友達に教えてもらった「つよいこグラス」を購入。敢えてガラスのコップを使わせることで、丁寧な物の扱い方を学ぶ、というコンセプトのよう。 ちょうど息子の手に収まるサイズ。270円。雑貨屋のスタンプ…

お呼びでない

ようやく行ってみた、GINZA SIX。 お決まりの、水玉カボチャ写真もばっちり。時間があまりなくて足早に回ったこともあるかもしれないけれど、 びっくりするほど、欲しいものがなかった。 立ち止まりたくなるお店がなかった。 お呼びでない客層ということなの…

東京砂漠のオアシス

有楽町、無印良品の木育ひろば。放牧された息子は「人をダメにするクッション」をだいぶ気に入って、誰もいないのをいいことにダイブしたりよじ登ったり。 おうちがもうちょっと広かったら、買ってあげたいんだけど...。この日は久しぶりに会う友達と、無印…

街の思い出

久々の有楽町。東京に来て最初の勤務先が有楽町沿線で、自宅も有楽町線と乗り換え一回の線だったから、有楽町にはよく来た。 「どさんこプラザ」をちょくちょく覗いてソフトクリームを食べたり、なんとなく無印に入って新商品が出ていないかパトロールしたり…

落ち着く日本家屋

友人に教えてもらった三鷹の「星と森と絵本の家」へ。古い日本家屋を利用した、子どものための施設。 だけど、大人の私がものすごく落ち着く建物だった。絵本をかじったり破ったりしてしまう息子にはまだ早いだろうと思っていたけど、 意外におもちゃっぽい…

夕暮れの丸の内

所用で丸の内へ。東京によく行き始めた十余年前からずっと工事中だった気がする駅前広場。 ようやく工事の覆いが取れたとニュースで知ってから、初めて見に行った。東京で好きな場所はいくつかあるけれど、ベスト3に入るのが東京駅から見た行幸通り。 夕暮れ…

ゆきのよる

東京の、四年ぶりの大雪。自転車なら10分足らずの道を、さすがに怖いから徒歩で、10㎏超えの息子を抱っこしたまま慎重に歩くこと30分。の、往復。 ベビーカーも使えない、荷物も両手が空くリュックで。その立場になるまで、雪の日に歩けない子どもを連れて出…

梅を待つ

息子が生まれて半年ほどした頃だったか、市の広報に、赤ちゃんの木の苗をもらえるというお知らせがあった。息子の生まれた頃に咲くキンモクセイ、 香りのいい月桂樹、 いろいろ迷った末、梅の木をもらうことにした。 幹が一番しっかりしていそうな苗をもらっ…

『光の犬』

数年前にあるブログで最初の作品『火山のふもとで』を知ってから、すっかり好きになった著者の新刊。前々作『沈むフランシス』で出てきた、北海道の架空の町「枝留(えだる)」がまた舞台になっていると知って、ゆっくり読みたいから、めったに買わない単行…

さす(刺す・差す)

「縫う」とも違う。 「編む」とも違う体験。しっくり来る言葉を探すなら、やはり「刺す」という動詞になる。「縫う」ことは、とじる(閉じる・綴じる)ことが主な目的だ。 刺繍はもっと、絵を描くことに近い。 なくても困らないけど、生きていけるけど、ある…