2018-01-19 『光の犬』 本 数年前にあるブログで最初の作品『火山のふもとで』を知ってから、すっかり好きになった著者の新刊。前々作『沈むフランシス』で出てきた、北海道の架空の町「枝留(えだる)」がまた舞台になっていると知って、ゆっくり読みたいから、めったに買わない単行本を買った。 もったいないから、本当にちょっとずつちょっとずつ、唯一ひとりになれるお風呂で読み進めている。四作しかないうちの一作は軽井沢、二作は北海道が舞台。 著者は、寒冷地の空気感が好きな人に違いないと思う。