そして点滴

灼熱のウェディング後、引っ越し疲れとあいまってついに熱中症でダウン。

詳細は思い出したくもない惨事になり、これはヤバいんじゃないかと#7119ダイヤルにかけて聞いてみたところ、その日中に受診した方がいいという助言があったため、引っ越したばかりの近所の大きな病院を受診した。
結婚式会場から家までは二時間あったので、夫と一緒のときで本当に良かった。

受診したのは大学病院の救急外来。
診てくれた医師はびっくりするぐらい若い女性で(「逃げ恥」に出てたやっさんにとても似ていた)、後で研修医であることが分かったのだけど、これがまぁなかなかツッコミ所満載の人だった。

問診はとても丁寧。
混んでるのにそこまで診てくれるんだ...?と思っていたら、最後に「では上位医師に聞いて参りますので、しばらくお待ちください」と言われてズッコケた。

しばらくして戻ったやっさん、「上位医師」からの指示があったようで、血液検査と点滴をするとのこと。
採血の時に腕を載せる台に前の人の血がついていたり(指摘すると、キッチンペーパーみたいなのを持ってきて上に置かれた。まぁいいけど)、血管を探すのに「どんだけ~?」ってぐらい時間がかかったり、腕を縛ってさぁ刺す!となった瞬間に忘れ物に気づいて取りに行ったり(そしてまたイチから血管を探しまくってた)、採った血を入れたケースをどう見ても不安定なところに置こうとしたり、あちこちに道具をぶつけたりと、患者にとっては不安しかないやっさん。
救いなのはその丁寧な態度だけ。
怖かったけど、せめてこれを経て立派な医者になってくれよと、心の中でやっさんにエールを送る私であった。

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点滴中、ヒマなのでパチリ。

この場所もエアコン直撃で激寒く、やっさんが何も気にせず外に行ってしまったので、点滴台を移動しながらたまたまあったバスタオルを見つけて体にかけていたけど、戻ってきたやっさんはバスタオルには一言も触れることなく、淡々と検査の結果を説明してくれるのであった。

とりあえず、近所でもここの大学病院にかかるのはできるだけやめとこうと思った夜。