自分メンテナンス

妊娠が分かった頃から増え続けている体重。
危機感は常に感じていたものの、妊娠中にダイエットをするわけにもいかず、期待の授乳期は母乳がほとんど出ずに短期間で終わり、以来、子どもの世話の隙間を縫って食べられるときにごはんをかきこむ、運動する時間なんてもちろんゼロ...な生活をしていたら、みるみるうちにまーるくなってしまった。

しかし、いきなりハードな運動をしても長続きしないのは分かっている。
それにそもそも、運動で消費するカロリーより、食べ物から摂るカロリーの方が圧倒的に多い。
運動するにしても、筋肉がどれぐらい落ちているのか(筋トレ系も並行して基礎代謝を上げるべきなのか)、とりあえず有酸素系だけでいいのか。

...などということを考えていたらふと思い出して、ルート・ブリュック展のついでに、「丸の内タニタ食堂」に行ってみたのだった。

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ここには7,8年前にも来たことがあって、食事をすると、全身の筋肉脂肪量計測と栄養士によるカウンセリングを受けられる。

今回受けてみた結果、筋肉量は思ったほど落ちてはいなかったので、やはり有酸素運動と食事、特に食事を改善していくことになった。

とは言え。
写真のような、野菜おかずたっぷりの多品目メニューを、誰かが作ってくれるわけではない。
毎食毎食、用意するのは自分。
はっきり言ってかなりハードルが高い。
というのも、息子が同じメニューを食べてくれればいいけれど、最近はけっこう好き嫌いを言うので、子どもメニューと大人メニューの両方を用意しなければならないこともしばしばあるからなのだ。

スーパーに買い物に行くのも、子連れだと大変なので、週1まとめ買いの日々。
毎日新鮮な食材が手に入るわけでもないし、自転車で持ち帰れる量にも限りがある。
さらに、キッチンにこもっていると息子がまとわりついてくるので、ただでさえごはん作りが苦痛なのに、毎日今以上の多品目メニュー...。
しかも、一食20分以上かけて食べるようにとの、タニタのお告げ。
かきこむ毎日からの急激なスローダウン。
目が眩みそうだけど、とにかく慣れるしかないかもと、一週間ぐらいがんばってみているところ。

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丸の内は、5月のさわやかな季節。
だけど、暑さが苦手な私にとっては、これからのつらい季節を予期させる湿度も上がってきている。
外の運動は暑さと蚊で続かないのが目に見えているので、ひとまず部屋の中でできることからちまちま始めることにした。

慣れるのとギブアップするのと、どっちが早いか、自分にも分からない。