扉を閉める

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二種類目でようやく効いてきたらしい抗生物質のおかげで、短時間の家事ならなんとか、という状態になってきた。

最近の息子。
ハイハイはまだできないけれど、「ママの姿が見えなくなると泣く」という後追いが始まった模様。

しばらく観察した結果、同じ「姿が見えない」でも「扉を閉める」というのが絶対NGらしいことが分かってきた。
それもどうやら、半透明の扉、というのが一番ダメなよう。

これは困る。
一番困るのが、一人でお風呂に入れないといけないとき。
開けたままシャワーを浴びるわけにもいかず、かといって閉めるとまさに火がついたように泣く。
大丈夫よ~、と時々顔を見せるとこれがまたよくないようで、「行かないで!!!!!!!」と言うように絶叫。
その顔と言ったら、ホラー映画で恐怖の何かを見た人のような、ものすごい表情なのだ。

よく私たちは、人に対して「シャッターを下ろす」とか言う。
「扉を閉められる」というのは、こんなにも小さなときから「拒否される」感じがするのだろうか。