八丈島最終日。
せっかくなので一度くらいはと、海水浴場の砂浜に息子を連れ出してみたものの、
暑さと眠さで限界だったのかギャン泣きで、歩きにくい砂地を抱っこして歩く羽目に。
灼け付く陽射しに私も限界だったので、事前に調べておいた子連れに使えるスポット、底土港のフェリーターミナルへと避難。
入った途端ひんやり&快適な湿度の低さ。
建物内なので光も穏やか、人気もない時間帯で、そこだけ別世界のような静かな時間が流れていた。
子連れには嬉しすぎる室内放牧コーナーもあって、まずはそこに息子を放つ。
そして私は、汗だくの服から都内用の服へお着替え。
次に息子のお着替え&オムツ替えを夫に任せ、涼しい中、悠々と荷物を広げて整理。
フェリーターミナルはまだ築浅の小綺麗な建物で、それなりに古くて人の多い空港で着替えたり荷物整理したりするより、断然正解だった。
いざ、フェリーターミナルを出てレンタカー返却に向かおうとしたときに、私が車の鍵をなくして探しまくるという一波乱はあったものの(荷物を取りに戻った際、鍵をかけ忘れて車内に置いたままだった!)、なんとかギリギリレンタカー返却に間に合って、無事空港へ。
ちょうど飛行機の到着が遅れていて、最後のお土産も買えて幸い。
帰りは行きと反対の左窓側に席を取り、ぐっすりの息子と、写真を撮りまくる夫、私。
伊豆の島々が見えては消え、富士山がチラリと羽の下に見えてきたら、もう羽田は近いのだった。