三浦半島の先端である三崎に初めて行ったのは、確かちょうど5年前のGWだった。
以来、写真を撮りにもう一度ゆっくり行きたいなぁと思っていた。
同じく三崎に行きたい仲間と一年前から調整を重ね（スケジュール合わせに加えて、気候天候もあり）、ようやくちょうどいい季節に再訪が叶ったのが、先週末だった。
5年前にも使った、お得な京急「みさきまぐろ切符」。
品川からの往復切符（正規で1800円強）、三崎エリアの京急バス乗り放題、加入店でのランチ、お土産or施設利用券、がついて3500円という驚きのお値段。
5年前はさらに安くて3000円ぐらいで、「え？片道チケットじゃなくて？」と疑ったぐらい。
値上がりしたけど十分お得なので、このまぐろ切符のおかげで三崎エリアは観光客が増えているらしい。
品川駅から特急で約一時間、10時に三崎口に到着。
着いたら駅名が「マグロ駅」になっていた。
まずは、同行の友達が調べてくれたおしゃれベーグル屋へ。
週末で混み混みのバスを一台見送って、バス停からてくてく歩くこと20分強。
「こんなところに?!」というような場所に突如現れたベーグル屋さんは、なんともおしゃれな店構え。
クリームチーズ&ラムレーズンという食べたことのない組み合わせがあったので、それをチョイスしたら、意外に軽くてペロリだった。
次に向かったのは、一番栄えている三崎港エリア。
ここでランチチケットを使うことにして、立花という、昔の宿屋のような造りのお店へ。
暖簾をくぐると古い旅館のような匂いがした。
通常価格1800円と書いてあったから、もうこれだけで元が取れてしまった。
そこから、行ったことのない城ヶ島へ。
船で行くルート（乗船5分）もあったけど、時間がうまく合わなかったのでバスで。
時間があまりなくて、歩いたのはほんの入り口だけだったけど、独特の海岸地形に旅情が高まる。
今度はゆっくりここメインで来てもいいなぁと思う場所だった。
夕方の気配がしてくる中、またバスで三崎港に戻ってチケットでお土産をgetしたあと、気になるおしゃれカフェへ。
港の見える一番いい席があいて、夕方のいい風を浴びながら楽しむ最後のひととき。
帰りのバス停が目の前なので、ギリギリまでゆっくりできた。
帰りは始発のマグロ駅からで、こちらも一番いい席をget。
電車好きの友達が解説してくれる京急の見所を聞きながら、最後の最後まで楽しめた旅だった。
今度は息子を連れてきて、船に乗らせてあげたいな。
