「母はカフェが好きな人だった」

外壁工事が始まって、室内が毎日暗い。
外へ行こうにもお天気が微妙でなかなか出られず、網戸が外されて換気もできない部屋で、息子と二人閉じこもっているのも何なので、ふと思いついて、いつも一人で行くカフェに息子を連れて行ってみることにした。

子連れの外食はお世話が大変すぎて、二人だけの外食はずっと避けていたのだけど、息子ももうけっこう一人で食べられるようになってきたし、比較的おとなしく座っていられる。
ずっとやりたかった「子どもと一緒にカフェに行く」を、そろそろやり始めることができるんじゃないかと思ったら、ちょっと嬉しくなってきた。

子どもにも優しいお店で、何種類かあるおこさまランチ的なものの中から、オムライスランチをチョイス。

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時々お手伝いしてあげたら、あとはけっこう上手におとなしく食べてくれたので、まずまず上出来のカフェデビュー。

「今日は『カフェ』に行くよ」「ここは『カフェ』だよ」「『カフェ』、楽しかったね~」と「カフェ」を連発しておいたので、いくつかまた他のカフェに行くうち、「カフェとはなんぞや」が、息子の中で形づくられていくだろう。

息子が将来、喫茶店で一服するのが好きな大人になって、「母はカフェが好きな人だった」と回想したりするのを、なんとなく想像したりしている。