Four days to the election

「新聞記者」を観てきた。

内容的にDVD化されないかもしれないとか、見るなら選挙前に見た方がいいとか、前情報をいろいろとネットで見て、やはり行っておくかな...と。
宣伝も異例なくらいされていないらしいけど、それでも観に行く人がいる、というのを伝えるには、やはり映画館に足を運ぶのが一番だ。
何かにお金を払う、というのはまさに「投票」と同じなのだから。

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結論から言うと、面白かったし、確かにこれは選挙前にこそ見るべき映画だと思った。
フィクションということになっているけど、かなりノンフィクションっぽい。
ジャーナリズムが伝えるべき内容を、今は映画が伝えるしかなくなってるんだろうな...と思った。
それでも、こんな映画がちゃんと公開されるだけの自由がまだ残っていたのには、ちょっとホッとしたけど。

ネタバレになるのであまり詳しくは書けないけど、J医学部で悪名高いK学園に関する衝撃の新事実(映画の中で)は、たぶん現実の事実なんだろう。
他の部分があそこまで現実をなぞっていて、そこだけ完全なフィクションだとしたら、それこそ「根拠のない中傷だ」と訴えられかねないし。
何より、そういうことか...!という腑に落ち感がすごくある。

その衝撃の事実(たぶん)を知るためにも、できるだけ多くの人が見るべき映画。