築年数のプロ

来年計画しているあるイベントのために、レンタルスペースの見学へ。
古い一軒家を改造した建物で、近年なかなか見ない間取りや造作に、興味津々の見学だった。

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住宅を見るとなぜか必ず築年数を当てたがる夫のために、レンタルスペースの管理人に築年数をバッチリ聞いてきていた私。
管理人によると、築年数は62,3年とのこと。

帰宅してから、夫に見てきたことをいろいろ話しながら「ここ、築何年だと思う?」と写真を見せてみると、それまでおざなりに話を聞いていた夫の目の色があからさまに変わった。
身を乗り出して私のスマホを受け取り、写真を見ていく。
だいたい分かった、というように頷いてスマホを返したので、「さぁ、築何年!」とキューを出してみると、自信ありげに「60年」。

ぬぬ...!こやつ、できる...!

悔しいけど、だいたいいつもこんな感じで、誤差3年以内でピタリと当ててくるのだった。
「なんで分かったの?」と訊いてみると、「柱とサッシ、あと壁」とのこと。
そういえば、夫がうちの実家にまだ来たことがなかったときに、実家の築年数を知らないと言うと、真っ先に「窓のサッシはどんなの?」と訊かれたことを思い出した。

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むかーしちょっとだけつき合っていた人が日本の城マニアで、外観写真を見ればほとんどの城を当ててくるという特技を持っていたけど、変なマニアに縁があるのかもしれない、私。