幼稚園説明会に足を運ぶ日々。
幼稚園の先生が、同僚の先生を呼ぶときの呼び方について、あ、と気づいたことがあった。
あぁそうだった、と思い出したと言うべきか。
三音節の下の名前(はなこ、とかりょうこ、とかはるか、とか)に「先生」をつけて呼ぶときに、名前単独で呼ぶときとはアクセントが変わる。
「はなこ」→「はなこ先生」
「りょうこ」→「りょうこ先生」
「はるか」→「はるか先生」
という具合(アンダーラインがアクセント)。
ちなみに、関西ではこの変化は起こらない(「はなこ」に「先生」がついても「はなこ先生」のまま)。
言語圏の違いか!と思ったけど、念のため関東出身の夫に聞いてみると、夫の発音では「先生」がついてもアクセントは変わらなかった。
と、いうことは、言葉の違いではなくて、文化の違いだ。
幼稚園という文化圏では、あの独特の「はなこ先生」アクセントになるのだと思われる。
そのアクセントにして呼ぶだけで、なんだか一気に「幼稚園感!」が増すのがすごい。
...などと考えながら歩く、説明会からの帰り道。