この日はメインの日。
朝ごはんビュッフェのシャンパンを飲みたいがために昨日の久米仙を我慢した夫は、朝から思う存分シャンパンを堪能していた。
久米島といえば、一番有名なのが「はての浜」。
砂だけでできたそれはそれはきれいな島で、島というよりは海に浮かぶ砂浜といった感じ。
CMや写真撮影でもよく使われているらしい。
小さな船で行くので、朝から飲んで万一船酔いしたら嫌なのもあって、この日の飲酒は夫に譲ったのだった。
20人弱のお客を乗せて、グラスボートで出発。
グラスボートというのは船底がガラスになっていて、時々浅瀬で珊瑚礁や熱帯魚を見ながら進むのだ。
船酔いしやすい私は下を向きすぎないよう慎重に注意していた。
目の覚めるようなターコイズグリーンの海を30分ぐらい走って到着したはての浜は、カラリとした天気で最高の眺め。
帰りの船まで一時間半の自由時間、ひたすら砂浜を散歩したり、写真を撮ったり。
はての浜には簡易トイレはあるけれど、基本何もなく、もちろん水分も自分で持参。
日陰も全くないに等しいので、子連れとしては滞在一時間半コースでちょうどよかった。
ぴったり正午に帰りの船に乗り、また30分かけてターコイズグリーンの中を港へ。
戻るとちょうどいいぐらいにお腹が空いていた。
この日は「島で一番おいしい」という口コミもあった食堂に行くことにして、ソーキそばとジューシィ(炊き込みご飯)セットでお昼ごはん。
ソーキそばの豚もコラーゲンたっぷりでおいしかったのだけど、それ以上にこのジューシィがめちゃくちゃおいしかった。
多分(鶏肉でなく)豚肉が使われているのがポイントじゃないかと推測。
今度家で作ってみようと思いながら、味を分解する主婦であった。