不要不急でない用事で出かけたついでに、一年以上行っていなかったお気に入りのカレー屋さんへ。
お店は変わらずそこにあった。
入り口の戸は換気のため開け放たれ、少し肌寒くはあったけれど、気持ちのよい春の風。
そういえばもう鼻がムズムズしない。
スギ花粉がそろそろ下火になっていることに気づいた。
外出に気を遣うようになってから、やむを得ず外で食べる必要があるときは、なるべく個人経営のお店を選ぶようになった。
どこも苦しいのは同じだけれど、同じ行くなら、残ってほしいお店にがんばってほしいから。
二種類のカレーと、ナンとサラダと、食後には甘くてスパイシーなチャイを飲んだら、なんだか身体がホッとゆるんだ気がした。
外食一回の価値が、前よりも貴重になってきた今日この頃。