外に行くと元気が出る

三週間ぶりの妊婦検診へ。

既に夏のような日射しの中をてくてく歩く。
運動不足の身重にはそれだけで十分運動になって、ふぅふぅ言いながらも体は清々しかった。

恒例の、検診ついでのランチ。
今回は、前に住んでいた家の近くで時々行っていた、カジュアルなピザ屋さんへ行ってみることにした。
軽いクリスピーピザに、ちっちゃめオムライスのセット。

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テイクアウトも可能だけれど、私にとってお店のごはんは、その空間を味わう、というのが昔から大きい。
ここの店は朝早くから開いていて、子連れも歓迎、いつもお母さんたちで賑わっている。
今はさすがに席数も減らしているけれど、この日も休校中の兄弟がお母さんに連れられて来ていて、オーダー待ちの間に「今日は何の宿題やったか教えてください」とお母さんに報告させられていて可愛かった。

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奥にあるスタッフルームから時々小学生の子が出入りしていて、見ていると、お店のスタッフのお子さんのよう。
休校中で預けることもできないスタッフの人は、子連れ出勤してるんだな。
そういうのが許される子育てファミリーウェルカムな雰囲気が、ここのお店の好きなところだ。

小一時間ゆっくりして外に出たら、なんだかいつになく気分が上向きというか、外向きになっていた。
外に出るというのは、それだけで健康になれる感じがする。
街行く人の会話を聞くだけで、人間、刺激を受けているものなんだなぁと、改めて世界の豊かさ、新鮮さを想った。
そういえば、産後2ヶ月して美容院に行くために初めて一人で外出したとき、久しぶりの世界がキラキラ輝いて見えて、涙ぐみそうになったのを思い出した。

「不要不急」は、決して他人から決められるものではない。