ホットクック その後

妊娠後期に買った自動調理鍋、ホットクック。
凄腕の助手が来た - 珈琲とsofaのあるところ
その後、台所に普通に立てるようになった今も、相変わらずものすごく活躍している。

自動調理に対して持っていた懸念=「料理を自分でする気がなくなるんじゃないか」については、完全に杞憂だった。
むしろ、めんどくさい時・作りたくない時にやってもらえるからこそ、料理に対する義務感が薄くなって、やる気が保たれている感じ。
そして、(これは予想通り)メインでも副菜でも、一品は既に確保できている、というのは負担感がだいぶ違う。
とりあえずあと一品だけ用意すればいい、というのは、気持ち的に本当に楽だ。

そしてもうひとつ、ホットクックは単に自動調理というだけじゃなくて、無水調理ができるというのが、実際使ってみてすごく良かった点だった。
肉じゃが、鶏大根、トマトカレー等々、煮込む系の料理の味がしっかり染みていて、それでいて煮崩れない。
食材自身の水分で煮ているから、旨味が凝縮されておいしいのだ。
もちろん、無水鍋なんかでも同じことなんだろうけど、何せほったらかしでそれが完成するのが素晴らしい。

最近ホットクックでハマっているのが、魚の一尾まるごと煮。
よく行くスーパーで一尾まるごとの魚が時々安く売られていて、切身より新鮮だし、いつも買いたいなぁと思っていたのだ。
先日、けっこう肉厚のよさげな魚が250円ぐらいで売られているのを見つけて、そうだ、ホットクックでやってみようと初挑戦。
鮮魚コーナーで鱗と内臓を取ってもらえば、あとは調味料と魚を鍋に入れて、30分弱で出来上がる。
煮崩れもなく身はホクホクで、息子も「おさかな、おいしい!」と大満足。

今日は同じスーパーでおいしそうなカサゴが売っていたので購入。
自分でカサゴを買うのは初めてだったけれど、煮付けにしたら絶品だった。

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お酒が飲めるようになったら、これを肴に日本酒を飲むのだ。