バターケース新調

ふるさと納税の返礼品が届いた。
波佐見焼のバターケース。

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バターケースは二十歳ぐらいの時に雑貨屋で買ったアクリル樹脂製のものがあるけれど、バターナイフを入れて当たってしまったときの「カツッ!」という触感がどうにも嫌で、あまり使わなくなってしまった。
その後ここ一年ほどは、初めにすべて包丁でカットして小分けに冷凍していたのだけれど、解凍し忘れた朝にバタートーストを食べられないのが悲しくて、結局冷蔵庫で丸ごと保存するのが一番かもなぁとなったのだ。

この陶器のバターケースは、バターナイフが当たっても耳につく感じはそんなにない。
まぁ、陶器に硬いものが当たったときの音だな、という程度。
それより、蓋の上に物を乗せられるので、冷蔵庫のデッドスペースができないのが嬉しい。
以前使っていたものは蓋がドーム状になっていて、バターケースだけですごく場所を取っていたのだ。

こうした小物ひとつ取っても、自分の生活に合ったものを選べるようになるのに十年、二十年かかってしまった。
せめて子どもには、こういう「モノを選ぶときのものさし」みたいなものを引き継いでいけたらいいなと思うけれど、果たして興味を持ってくれるかどうか...。