思えばまともに練習したことがなかった

前々からやりたいと思っていたものを、先日ついに購入。

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ペン字の練習帳。
気に入った字の本がなかなかなくて、本屋さんを通りかかるたびにちょくちょく見ていたら、この間たまたま入った本屋のコーナーが充実していて、とりあえず悪くなさそうだったこれを一冊買って帰ったのだ。

思えば、字をまともに練習したことがない。
中高生の頃、かわいい字を書ける友達の字体を真似してみたことはあるけど、大人になってちゃんとした字を書こうと練習したことがない。
普通に書いても別に汚いというわけではないので、まぁいっかと流してきたのだけれど、数年前からなんだか「速く書く」癖がついてしまって、きちんと書こうとしても書けなくなってしまっていたのだ。

この練習帳の特徴は「お手本と比較することで自分の字の癖を知り、修正する」というところらしい。
お手本のすぐ近くに自分がまず書いてみるコーナーがあって、お手本との比較がしやすくなっている。
やってみると、確かに癖が把握しやすい。

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別に急ぐことでもないので、定着しやすいよう、毎日2文字とか3文字ずつ進めている。
自分の字について、他人のつもりになってお手本と比較し、赤ペンで注意事項(「ここが短くなりがち」とか)を書き入れる、という独自のステップも入れてみたら、けっこう自分の癖が分かってきた。
ちょっとした長さや角度を意識するだけで、字がはっきり変わって書けるのが面白い。
大人になるとすぐに上達することってなかなかないけれど、これだとものすごく簡単に小さな達成感を得られる感じ。

楽しいからグイグイ進めてしまいそうになるのをセーブしながら、ちょっとずつ練習している。
一冊終わった頃には、全体に少し癖が直っているといいな。