小さな卒業

長男がまだ0歳の頃、時々行く児童館があった。
引っ越してからは少し遠くなってあまり行かなくなったのだけれど、年少さんまでという年齢制限があり、4月になるともう行けなくなってしまうので、最後の思い出として、春休みに入ったばかりの長男を連れて出かけたのだった。

f:id:coffeesofa:20210326142158j:plain

コロナで人数制限をしている中、順番を待って入場。
中は思いのほか小さい子ばかりで、長男はどう見ても最年長だった。
本人もぐるりと見回して使えそうなおもちゃでいくつか遊んでみたものの、なんとなく持て余している感じがありあり。

そうか。
もうここは、彼には幼すぎるんだな。

ほんのひととき遊んだ後、「お外の公園に行ってみる?」と訊くと、待っていたかのように「行く!」と息子。
せっかく順番待ちをして入ったけれど、早々に外に出ることにした。

f:id:coffeesofa:20210326142232j:plain

さよなら、小さい息子と新米母を遊ばせてくれた児童館。

折しも桜が満開で、卒業式みたいだった。

f:id:coffeesofa:20210326173833j:plain