早春富山旅①

初めての北陸新幹線
電車好きの息子を新幹線に乗せてあげるのも、旅の目的のひとつだった。

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ヘビ顔の「はくたか」に乗って、一路富山へ。
ちょうどお昼時だったので、東京駅でお弁当を買って乗り込んだ。

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夫は鮭ハラス入り、私はあさりのしぐれ煮入りの、どちらも海の幸弁当。
こうして夫と新幹線でお弁当を食べるの、何年ぶりだろう。

新潟あたりで、遠くに高い山々が見えてきた。
たぶん、妙高のあたり。

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高い山が見える景色を見ると、いつも「こういう景色の中で生まれ育つってどんな気持ちなんだろう...」と思う。
「あの山の向こう」を思ったりするんだろうか。

車内で食事やら授乳をしていたらあっという間に時間が経って、14:30頃新幹線の駅に到着。
そのまま旅館の送迎バスに乗って、この日は宿でゆっくり過ごした。

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温泉の大浴場がウリの旅館は、行ってみたらなんと部屋の内風呂がなかった(昔の旅館だから当たり前?)!
まだ歩けない0歳の次男は内風呂に入れるつもりでいたから、さぁ大変。
この旅館には大浴場が二つあって、この日は疲れていたので近い方の大浴場に行ってみたのだけれど、オムツ替え台はなし(つまり脱衣場で寝かせておける場所がない)、洗い場にも置いておける場所はなし。
仕方なく、私がまず自分の入浴をしてから部屋に戻り、次男を連れてもう一度大浴場に行って、ベンチに寝かせながら(落ちないよう届く距離で)急いで浴衣を脱ぎ、ぐちゃぐちゃに脱衣かごに入れて抱っこしてお風呂に入る...という重労働をすることになった。

翌朝もう一つの遠い方の大浴場に行ってみたら、そちらの方が新しくて、オムツ替えシートも幼児用お風呂椅子もちゃんとあったので、最初からこっちに足を伸ばせば良かった...と惜しんだ労を後悔したのだった。
ただ、夫に聞いたら男湯にはそういう設備は全くないらしいので、ちょっとイラッとした。
なんで、赤ちゃんを温泉に入れる重労働を、男湯でもできるようにしておかないんだろうか。

気を取り直し、翌朝の朝食。

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魚の干物が美味しかった。
ハタハタ、げんげ、ホタルイカ
特にホタルイカの干物は初めて食べたけれど、ワタの味がしっかりあって、朝食というより日本酒を一杯やりたくなる美味しさだった。

足がないので二日目もずっと宿で過ごすつもりだったけれど、バスをうまく乗り継ぐと遊びに行けることが分かったので、この日は朝食後水族館へ向かったのだった。