入園して一年

年中になった長男の個人面談があった。

年少のときの担任二人のうち一人が今年も受け持ってくれているので、去年からの成長をいろいろと教えてくれた。
去年指摘された課題(自分の思い通りにいかなかったときの行動)が改善されて、「すごく成長しました」と言ってもらえたり、「男女問わず、幅広くお友達と遊んでます。自分から声をかけたり遊びに誘ったりもしているので、これからもっとお友達が広がっていくと思います」と言ってもらえたり。
でも、幅広く遊ぶ割に鬼ごっことかの集団遊びにはあまり加わらないらしい。
先生は「少人数の方が好きなのかも」と言っていたけれど、私はひそかに「鬼ごっこに加わらないのはどんくさいからでは...」と思っている。
本人から聞く限り、いす取りゲームでもいつもあぶれているみたいだし...(笑)

去年の個人面談は、私にとってはけっこうショッキングだった。
それほどネガティブなことばかり言われたわけではないけれど、思ったよりネガティブなことをいくつか指摘された感じがして。
今思うと、おそらく新卒の若い先生だったから、個人面談での伝え方もちょっとぎこちなかったんだなと分かるけれど、そのときはけっこう落ち込んだ。
よく考えたら、生まれてから幼稚園に入るまでの乳児や幼児って、ただただ何をしても誉めてもらえるから、母である私自身、「ダメなことを指摘される」のに慣れていなかったのだ。

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去年の今頃は入園してすぐに休園、6月にようやく幼稚園が始まったのだった。
それを思うと、長男は一年で本当に雰囲気が変わったな。
そのときそのときでしっかり味わってきたつもりだけれど、それでも「赤ちゃんぽい幼児」が「小学生も見えてきた幼児」になるまで、ほんの一瞬だった。