childhood

夫のお盆休みが始まった。
期間は一週間。
今年は遠出しないとはいえ、やっぱり夫がいると大人の手が増えて楽だし、子どもは子どもで遊んでもらえて嬉しいしで、ようやく寛いだ「ザ・夏休み」という感じがしてきた。

お盆休み最初のイベントは、仲良し家族との会合。
パパ同士も一緒に会える機会はなかなかないので、こんな時期ではあるけれど、久しぶりにいろいろおしゃべりしてきた。

誕生日2ヶ月違いの子どもたち。
産まれて間もない頃から会ってきて、親たちはあまり変わらないというのに、子どもはみるみる大きくなる。
数ヶ月ぶりに顔を合わせた息子は、初め数十分は明らかによそよそしく、無愛想・無口・しゃべるときは親経由の小声、という典型的な「男子」になっていた。

でも、そういえば自分だってそうだったかもなぁ、と思い出した。
久しぶりに会ういとこたちと、会ってすぐはなんだかよそよそしい感じであまりしゃべれず、だけどしばらくしたらもうすっかり馴染みの関係のようになって、帰る頃には別れるのが名残惜しくなっていたりした。
あの、短時間で関係性が変わって仲良くなっていく感じ、あれは子ども時代特有のものだ。

これから小学生になって、三年生ぐらいからはますますそういう「最初よそよそしい」感じになるんだろうな。
高学年ぐらいになったら、もう一緒について行くのは嫌だと言い出すかもしれない。
自分だったら絶対嫌だろうな。男女を意識し始める真っ只中の時期に、親同士の会合に連れて行かれるなんて(笑)

そう思うと、あと十年もしないうちに、この幼馴染み関係は大人になるまでいったん長い休眠期に入るのだ。

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4歳の夏、こうして手をつないで歩いた雨上がりの道のこと。
本人たちは忘れても、親たちはきっとずっと覚えているだろう。