病めるときも健やかなるときも

先週は六回目の結婚記念日だった。

当日は夫が何かの資格試験で、このところしばらくその勉強に忙殺されていたから、「試験終わってお疲れさま」と結婚記念日のお祝いを兼ねて、夜は焼肉を食べに行くことになった。

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焼肉は、夫がまたビジネス系のTV番組で見て行きたかったというお店へ。
なんでも、注文した品をロボットが届けてくれるのが見たかったのだとか。

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勝手に「ペッパーくん」と呼んで、「ペッパーくんもうすぐこっち来るよ」とか「次ペッパーくん来たらこのお皿下げて」とか言ってたけど、ペッパーくんと違って顔がついていないからか、特に愛着が湧かないロボットだった。
最初こそ物珍しかったけれど、何度か来るうち慣れてしまった。

今回は制限時間内に食べ放題というコースにしたのだけれど(実質それしかなかった)、正直もう「食べ放題」「制限時間付き」というのはちょっとしんどいなと思った。
特に「制限時間」が。
焼肉なので焼く時間もあるし、かなりせわしない。
息子たちがもう少し大きくなって食べ盛りになったらかなりお値打ちになると思うけど、それまではもう食べ放題焼肉はいいかな、とようやく思ったミドルフォーティであった。

夫と暮らし始めて丸六年。
「まだまだ全然いけるな~」と思うときと、「ハァ~、このままだったら老後が思いやられるわ...」と思うときが半々(笑)、というのが正直な感想だ。
同じ人とこんなに長く生活するのは大人になって初めてだから、六年でこれ、が相性いい方なのか悪い方なのかは分からない。
まぁ、はなから「これは一緒に暮らすのは無理だな...」と思う人もけっこういたので(というか最終的に「この人なら一緒に暮らせそうだな」と思ったのが夫なので)、もちろん悪い方ではないのだろうけれど。
ただ、子どもが産まれるまでの短い期間「一緒に暮らしててびっくりするぐらい嫌なところがないな!」と思っていた超初期の自分には、「いやいやいや(笑)そんなわけない」とは言いたい。
いや、もしかしたらあと十年ぐらいしたら、今の自分にも「甘い、甘すぎる」と思うのかもしれないけれど。

とりあえず、六年の間に二人の子どもを授かり、夫婦とも大きく体調を崩すことなく、天災にも遭わず、仲良くやれているのはありがたいことなんだろう。
ひとまずはまた来年の結婚記念日まで、健康で仲良く過ごせますように。