アグリカルチャーな夏

結婚前後の一年弱、夫と一緒に畑に通っていた時期があった。
農に興味があった私が誘って、隔週、片道2時間かけてある農園に行き、いろいろなことを教わっていたのだ。
一度メンバーになるとその後もずっとそこの畑に出入りできるから、今でも通いたい気持ちはあるのだけれど、その後子どもが産まれ、2時間かけて子連れで通うのは現実的に難しくなってしまった。
子どもがもう少し大きくなったらまた...と思いつつ、それまでにも少し子どもと一緒に通える畑がないかしらと探していたら、比較的近くに収穫だけさせてくれるところを見つけたので、収穫だけなんて今の私たちにぴったり!と急いで申し込んだのだった。

久しぶりの畑には、濃厚な土の匂い。
「あぁそうだった!懐かしい!」と一気に以前の気持ちがよみがえった。
収穫だけといえども、あれから七年近く経ち、子連れで畑は体力的に厳しいかなぁと思っていたけれど、土の匂いを嗅いだら急に「楽しい気持ち」にスイッチが入った。

夏野菜はナス・キュウリから少しずつ採れ始めているところ。
トマトはまだ、もう少しかな。
最盛期はラタトゥイユやカレーを何回も作れそう。