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遠ざかる故郷の空

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壊れかけのradioならぬ、壊れかけのうちの掃除機。

20年前、一人暮らしの若者を席巻したおしゃれ家電の走り。

 

 

 

どうやら息子は掃除機の音が好きらしい。

ぐずっていても掃除機をかけ始めたら泣き止むし、そのまま寝てしまったことまである。

最初は恐る恐る機嫌のいいときにかけていたけど、もっと早く気づけばよかった。

 

思春期に少女から大人に変わった掃除機の持ち主は、

遠く離れた地で駆け出しの母親になった。