試される脳みそ

怒涛すぎる3月が終わって、気がついたら4月ももう後半になっている。
去年の3月4月もたいがい忙しかったけれど、今年も同じくらいか、輪をかけて忙しい。

...と、書いていてふと「そういえば『たいがい』ってこっち(東京)では聞かないな」と気がついた。
ググってみたら、やはりこれは大阪弁のようだ。
アクセントは「が」にあって、なんというか、どちらかというとネガティブなことに対して「呆れる」みたいなニュアンスだ。
「AもひどいけどBもひどい」と言うときに、「AもたいがいやけどBもやで」といった感じで使う。

まぁそんなわけで、気がついたら桜は咲いて散り、菜の花も終わって、初夏みたいな気候が始まりつつある。

3月は私が、夫や子ども抜きで人と会う機会が珍しく多い月だった。
同じ年の子どもを持つ三家族の、母たちだけでの初飲み会が開かれたのも3月。
土曜日の新宿に飲みに出たのなんて、百年ぶりだ。

もうひとつは、急遽前日にお誘いがあった学生時代からの友達とランチ。
夫も会ったことのある友達だと、なぜか快く送り出してくれる(逆に言うと、夫が知らない友達と会うときはそんなに快くない)のは、ちょっと納得がいかないけれど。

子どもたちの春休みには、これまた珍しく家族で原宿へお出かけ。
途中で見えたNHKホールに、アンテナ(?)がいっぱい付いていたのがちょっと面白くてパシャリ。
フジツボみたい。

子どもたちの新学期が始まって、そこに私の(短期だけれど)新しい仕事が加わり、保育や学童やお迎えのやりくりが複雑すぎて大変なことになっている。
幼稚園と学校それぞれの予定も微妙にずれていて、帰ってくる(またはお迎えの)時間、保護者会の日程、提出書類等のスケジュールが二人分あって、アラフィフの脳が試されている。

綱渡りのような毎日が、しばらく続きそう。