2017-01-01から1年間の記事一覧

新幹線の車窓から

東京駅を出てすぐの、有楽町が見えるこの風景が好き。

オーブンレンジが壊れた

息子を連れて、近所の家電量販店へ。突然壊れた、しかも使用頻度が高い家電製品の買い換えって、急に膨大な知識と選択を迫られるという点でストレスフルなイベントだ。 こういうとき、率先してネットで調べてどんどん絞り込んでいってくれる夫は、本当に助か…

一緒に暮らす

珍しく連休だった夫と、家のことをいろいろと済ませた一日の終わり。ベランダに物を置きに行った夫が「夕焼けがすごいよ」と言うので、ケータイを持って外へ出た。日中家にいない夫は、ベランダからの夕陽を、たぶん数えるほどしか見たことがない。 この日は…

リピートの予感

少し前に目をつけたカフェを訪れるチャンスが到来。 ひっそりと2階に佇むそのお店は、私が思うリピートの条件、すなわち「次に来たときに座りたいと思える席が複数あること」をばっちり満たしていた。 この日は窓際の、おそらく一番座りたいと思える席を偶然…

知っていた場所

夫と表参道で待ち合わせ。 息子と3人でランチの後、夫が国立新美術館に行きたいと言うので、腹ごなしがてら乃木坂まで歩くことにした。東京都心の知らない道を歩くことが、だんだん趣味のようになってきた。 地下鉄に乗ってしまえば見ることのない風景。青…

ぱかぱか

ジャケ買いワイン。ものすごく安い割に、意外とおいしい。 調べたら、そういう理由でけっこう人気のワインみたい。しかしまぁ、初めてアルパカに出くわした人類は、驚いただろうなぁ。 刈られてない、伸び放題のアルパカ。

家族の風景

二十代の頃からの後輩が、夏に三人目の子どもを産んだので会いに行った。久しぶりの赤ちゃんを堪能。 一年前は息子もこんなに小さかったんだ。 赤ちゃんは柔らかくてあたたかくて少し湿っていて、そしてとてもいい匂いがした。昼過ぎに上のお姉ちゃん二人が…

小春日和の

紅葉散歩。 井の頭公園は、秋が一番美しい。

誰かの家の食卓

スーパーの鮮魚コーナーを歩いていたら、30㎝ぐらいある大きな白身の魚が安く売られているのを発見した。 これは何とかして使いたいなぁといろいろ思案し、スマホで調べたらオーブンで料理できそうなことが分かったため、近くにいた店員さんに渡してバックヤ…

コーヒー工場

行ってみたかったfactory & laboへ。吹き抜けの、工場感漂う空間。 吹き抜けだけど、ガラスで囲われているから寒くないし、テーブルや椅子が大きめだからなんだか落ち着ける感じ。私の思う「リピートしたいカフェの条件」は、美味しいことはもちろんだけど、…

知らない町を歩く

あの場所はどこだっけか、なんで行ったんだったか、いつだったか...と、時々思い出す町がある。今日見た街角も、たぶんきっとそうなる。思いがけず空いた一人の時間に、やっと使い終わった二本のフィルムを現像するため、行きつけの現像屋さんに足を運んだ、…

もうすぐ師が走る

すっかり冬になった。年末に向かっていく、この季節が好きだ。 日が暮れるのが早くなって、家路を急ぎたくなる季節。 あたたかいココアを飲みたくなる季節。

白く光る場所に

紅葉の井の頭公園。たまたま吉祥寺に用があって来たところ、公園周辺に警官や警察車両、公的な職員らしき人たちがたくさんいて、なんだか普通でない雰囲気。勇気を出して警備の人に聞いてみたら、なんと、井の頭公園に天皇皇后両陛下がいらっしゃっていると…

武蔵野の森

週末は国分寺。 某有名企業の敷地内にある無料の庭園公開へ。春と秋の年2回しか公開されないこのイベント、一度行きたいと思っていたのだった。武蔵野の原生林をできるだけ残して作ったというこの敷地。 こんな場所に毎日通うなんて、長い目で見たら寿命が変…

『歌に私は泣くだらう』

歌人である永田和宏が、妻であり歌人である河野裕子との、最後の日々を書いた本。同じく永田和宏が、妻との出会いからの日々を書いた『たとへば君』も凄かったけれど、 この本はそれに輪をかけて凄みがあるというか、全編にわたって切実というか。 涙なしに…

プチパーリィ

週末、夫の大学時代の友人が遊びに来た。 久々のお客様に、朝からバタバタでお迎え準備。夏に行ったマリメッコ村でテーブル用にと買ったクロス、満を持して登場。 お鍋の中にはとりあえず前菜的なラタトゥイユ。41歳独身(未婚)の彼の婚活話を楽しみにして…

『優駿』

姉から借りて読み始めた本。馬の産地である北海道の日高地方と、主人公の馬主の住む関西を舞台にした物語。 まだ序盤だけど、北海道の景色が目の前に浮かんでくるようで、もうそれだけで胸が広々する。北海道にいつか住みたい、という長年の夢は、いつか叶う…

月に一度の楽しみ

一時保育のお迎えまで、1時間弱の自由時間。 ちょうどお昼時なので、最近はいつもお気に入りカフェでランチを食べるようになった。混んでいてちょっと待ちになることもあるし、 すぐ座れても出てくるのが遅くて、食後のドリンクを慌てて一緒に持ってきてもら…

ギーロギロ

誕生日におばあちゃんからもらった「森の音楽会」。 鉄琴や太鼓、ギロみたいなものまでついている。息子は「叩いて鳴らす」がまだ難しいようなので、太鼓部分や鉄琴部分は使えていないけど、一週間ほどしたら、ギロは見よう見まねでちょっと音を出せるように…

無理なものは無理

富士山麓の遊園地。 絶叫マシン系が超絶苦手な私には縁のない場所。世の中の人々は、絶叫マシンに乗れる人と乗れない人に二分されるような気がする。

富士山麓に

連休の初日、親戚の結婚式へ。11月3日というのは、一年で一番晴れが多い日だと聞いたことがある。 その通りのこれ以上ないお天気の下、富士山が正面に見える教会で結婚式。ホテルでの式から披露宴、フルコースで出席したのはいつぶりだろうか。 親族席という…

子リスたち

ようやく晴れた秋らしい日、 井の頭公園の動物園へ。お目当ては「リスの小径」。 ケージ内にリスが放し飼いされているコーナー。 前にお友達が、ちょうど一歳になった頃に連れて行ったらけっこう反応してたと聞いて、そろそろいけるかな...と挑戦してみたの…

マジックアワー

木枯らし1号が吹いた今日。

欲しいものは何ですか

とある懸賞で、カタログギフトをGET。お取り寄せグルメ、装飾品、革小物、家具、食器、調理器具、寝具、子ども用品、お花、ランチ招待券...etc. etc. これ誰がわざわざ頼むんだろう?と思うものもあるけど、それは誰かにとっての私も同じだ。カタログギフト…

NEW WAVE

久しぶりにパーマをかけに、表参道。ずっとお世話になっている美容師さんが、来年故郷に近い土地でお店を出すことを聞いた。 今のお店も月の半分続けるらしく、二拠点を行ったり来たりの生活になるそうだ。私は結婚して子どもができ、年齢的にもこの先の未来…

赤ちゃんでいてほしい

都心の職場に勤めていたときに毎日乗っていた路線に、久しぶりに乗った。 あまりなじみのない場所で降りて、行きたかったカフェでホッとひといき。その頃のいろいろなことを思い出す。 疲れて座りたい帰り道も、ぎゅうぎゅうに混み合っていたこと。 最後の1,…

あめあめあめ

降り続く雨の中、投票へ。 三年ぶりの衆議院選挙。今日の外出はそれだけで、あとはひたすらおうちにこもる。あめあめあめあめ... ひらがなで書いているとゲシュタルト崩壊してくる。

食卓に珈琲の匂い流れ

雨続きの秋の午後。 息子はぐっすりお昼寝中。ずぅっと前に買って時々パラパラ眺めては、温存していた『茨木のり子の家』を、なんとなく今かなという気がして取り出してみた。曇りガラスのような装丁が、秋雨の午後にぴったり。 なんとなく、「ちいさい秋み…

おさかな音色

一歳の誕生日に、ボーネルンドのおさかなシロフォンをもらった。いまのところ、息子にとってバチは叩く「道具」ではなく、それ自体がおもちゃのようで、キャンディみたいにナメナメしてしまう。 柄が長くて危ないので、安全に使えるようになるまではもう少し…

息子が生まれた日

ちょうど一年前、 Norah Jonesのかかる分娩室で、私は息子を産んだのだった。前日のお昼、病院に向かう道にはキンモクセイの香りがしていて、 あぁ、次にここを通るときにはもう私は一人じゃないんだなぁと。 秋の午後の金色に光るこの風景のことを、私はた…