2021-01-01から1年間の記事一覧

案ずるより刷るが易し

年賀状のコンビニ印刷を初めて使ってみた。毎年、家族の年賀状とは別に、仕事関係の人に送る年賀状を用意しているのだけれど、少量だからどうしたものかいつも悩む。 以前は全部家のプリンターでやっていたけれど、あるとき「プリンターって年賀状のときしか…

a sunny winter day

暮れも押し迫り、夫実家への荷物運搬がてら、レンタカーを借りておでかけすることになった。 午前中は子連れで遊べる大きな公園に立ち寄って、外遊び&ランチをしていこうという計画を立てた。この日は全国的に気温が下がり、山の上の公園は朝はマイナス気温…

令和時代のクリスマス

「クリスマスは恋人と過ごす」という習慣は、今の若い世代にとってはもはやバブル時代の遺物なのだ、という記事がネットニュースになっていた。いい時代になったなと思う。 私はバブル世代ではないけれど、その名残でやっぱりそういう習慣はあったし、クリス…

ねこの手も借りる年末

息子とスーパーに行ったら、なんだか有名らしいネコ型食パンが賞味期限ギリギリで安くなっていたので、「ねこぱんだって。買っとく?」と試しにカゴヘ。 少し後から通りかかった同じくらいの子連れの母娘が、「ねこぱんだって。買っとく?」とまったく同じこ…

そんなこんなの師走

幼稚園の短縮保育のせいか、とにかく毎日が飛ぶように過ぎる12月。 幼稚園の用事に年賀状の手配、そこへ飛び入りの用事なんかが入って、先週から今週にかけてはとにかくてんやわんやだった。学生時代の友人から、実は明日東京に行くという連絡があって、二年…

昔は何をする人ぞ

サブリーダーになってしまった、幼稚園保護者会のあるイベント係。 名ばかりサブリーダー - 珈琲とsofaのあるところ その後、イベントに向けて打ち合わせが何度か行われることになった。打ち合わせと言っても、下の子を連れてきているお母さんもいるし、過去…

今年買って良かったもの 2021

今年はいろんなものをよく買った一年だった。 家族が増えたことや、外食やおでかけが減った分「これぐらいいいじゃない」という気持ちがあったのかもしれない。 買ったものが多いので、適当に部門を分けてみることにした。①キッチン部門 調理器具はどれも活…

年末、京都にて

しばらく会えない人に会うために家族で急遽京都へ向かったのは、ちょうど一年前のことだった。 年末を前にコロナ第三波が広がり、政府が帰省自粛の呼びかけをする一方でGo to トラベルを継続するという、馬鹿馬鹿しい状況の最中で、その後まもなくGo to トラ…

近づく卒乳

次男の離乳食も完了食と呼ばれる段階になり、栄養のほとんどは母乳やミルクではなく、食事から摂るようになった。 母乳は夜中に起きて泣いたときや、日中眠くてぐずっているときのみになり、気づけば丸一日以上あげない日も出てくるようになった。 次男自身…

年越し雑感

次男を産んだ頃ぐらいからだったか、夢の中で、生まれ育った家のメンバーではなく、今の夫や息子がデフォルトの「家族」として出てくるようになった。 あぁ、私にとっての属する家族は完全にここになったのだな...と感慨深く思ったのだけれど、それはここし…

Hospitality in the hospital

一年に二度ほど診てもらう定期検診のため、いつもの病院へ。 せっかくの一人時間なので帰りは少し回り道して雑貨屋さんに寄っていたら、あっという間に日が暮れて、家路を急ぐ景色はもうすっかり冬なのだった。検査の結果はいつも通り大きな変化なく、いつも…

七五三だった

秋晴れの休日、五歳の長男の七五三へ。13年前甥っこが着た子ども用スーツをお下がりでもらっていたので、幼稚園の入園式以来、一年半ぶりに袖を通した。 入園式のときはブカブカで、上着は大きすぎて使えずズボンの裾もだいぶ縫い上げていたというのに、今や…

おかあさんスイッチ

独身の頃はよく、仕事から帰っても、その日あった嫌なことや気がかりなことを引きずって過ごしていた。 気がかりなことというのはいつの間にか頭を支配してしまっていて、考えまいとしても、気がついたらまたそのことを思っているものだ。結婚して(特に子ど…

片道10分の幸せ

長男がこの秋から習い事を始めた。習い事と言っても遊びの延長で、教育的なものというよりは、趣味的なもの。 たまたま近所で見つけて、月謝も安く入会金もなかったので、ためしに何かやってみようか、というカジュアルな感じで、毎週幼稚園帰りに通うことに…

永遠に見ていたい

二年前の大好きだったドラマ「きのう何食べた?」が映画化された。 それに先立ってドラマの再放送がされていたのを、録画してちょっとずつ見ている。何回見ても、やっぱり最高。 こんなにも永遠に見ていたいドラマって、なかなかない。 何がそんなにいいんだ…

悲願の治療はじめました

重症スギ花粉症の私、ついについに舌下免疫療法を始めた。この療法を知ってから実に十年近く。 そのときはまだ保険が適用されていなくて、適用されたとしても限られた病院でしか受けられないということだったけれど、その病院がけっこう近くにあって、かかり…

末っ子アイドル黄金期

ベランダの上階から垂れ下がってきた何かのつるが、朝顔だったと分かったのは、10月になってからのことだった。 小学生の時、夢中でいくつもいくつも取った懐かしいあの種。外に出るのに一番いい季節になった。一歳になった次男はまだ数歩よちよち、という感…

名ばかりサブリーダー

長男が入園の年にコロナが広がり、幼稚園生活は二ヶ月の休園の後ようやく始まった。 始まったものの、行事は軒並み中止・縮小され、保護者会活動もほとんどなされないまま初年度が終了。 二年目の今年も同じ状況が続いたものの、このところ感染状況が落ち着…

祭りのあと

四年ぶりの衆議院選挙はハロウィンの日。昼前に小雨が降る中、子ども二人を連れて投票所までの道を歩いていたら、ご近所のF婦人にばったり出くわした。 「今から投票に行って、そのあとそこのスーパーに寄ろうと思って」と言うと「あら、まったくおんなじ」…

小さな達成感で家事を生き延びる

家事というのは達成感がない、終わりがないとよく言われるけれども、正確に言うと達成感が「ない」のではなくて「感じていられる時間が短い」、もしくは「終わったと思えている時間が短い」のだと思う。 掃除なんかはその典型で、きれいになったと思えた瞬間…

ぎゅうぎゅうホカホカ

寒くなってくると料理をする気が俄然戻ってくる私。 夏の間は、家の中で一番暑気が溜まるキッチンにいるのがかなり堪えるのだ。煮物や蒸し物など、火を使う時間が長いもの、湿気(湯気)がたくさん出るものも、秋冬ならむしろ歓迎。 そんなわけで、半年ほど…

包丁事始め

長男5歳の誕生日プレゼントとして、姉にリクエストしたのは「子ども包丁」。 そろそろ料理を教えていきたくて、以前から少しずつ探していた。 セラミック製かステンレス製か、伝統的なお店のものも良さそうだし、食洗機に入れられるのも便利そう...といろい…

揚げ物解禁

まったくやらないわけではないけれど、気づいたら年に数回しかしない料理が揚げ物だった。 理由はもちろん、後の掃除等々が大変だから。 夫は鶏の唐揚げが大好きだし、私も揚げたての天ぷらが好きなので、これまでいろいろと試行錯誤して外堀を埋めてはきた…

病めるときも健やかなるときも

先週は六回目の結婚記念日だった。当日は夫が何かの資格試験で、このところしばらくその勉強に忙殺されていたから、「試験終わってお疲れさま」と結婚記念日のお祝いを兼ねて、夜は焼肉を食べに行くことになった。焼肉は、夫がまたビジネス系のTV番組で見て…

初めてのキッザニア②

ちょうどお昼時に予約を取れたのが、かなり人気らしいピザ職人のお仕事。 生地を伸ばすところからという本格的な体験で、最初に好きな味を選んで、それぞれ好きなピザを作ることができる。できたて熱々のピザは息子に、大人はキッザニア内のモスバーガー(も…

初めてのキッザニア①

9時オープンのキッザニアには、先着順に入場できる(各パビリオンも先着順)ため、7時台から整理券が配布されている。 8時半頃キッザニアに到着すると既に40番台だったけれど、すんなり入場できて、まずは息子が一番やりたいと言っていたレンタカーコーナー…

豊洲

長男が、五回目の誕生日を迎えた。クリスマスや誕生日のたびにおもちゃが増え、お下がりも含めるともうかなりの数になってきたので、夫と相談して「これからは、親からの誕生日プレゼントは何かイベントにしよう」と決めたのが去年のこと。 一年近くかけてい…

運動会と定食屋

週末は運動会だった。プレ、年少とここ二年は必ず台風にぶつかっていたけれど、今年は曇り空ながらも予定通りに開催できて、初めて夫も一緒に来られた運動会だった。 一年前、異例の「学年別・いつもより競技縮小」となった運動会は、続くコロナ禍で今年も同…

栗しごと

道具というのが昔から好きで、幼稚園のときはいつも、機織りや編み物ができるおもちゃに憧れていた。 小学生の頃誕生日プレゼントにリクエストしたのは、あるときは顕微鏡、あるときは裁縫箱で、今考えるとどれも「そのもので遊ぶ」というより「それで何かが…

江ノ旅②

お昼ごはんを食べ終えても雨はまだ降り続いていて、しとしとという感じではあるけれど、雨粒も大きくなってきた。 念のためにと持ってきたレインコートを長男に着せ、これまた念のためにと一本だけ持ってきた小さな折り畳み傘を私が差し(どうせならなぜ二本…