週末、人に会いに家族で羽田へ。
羽田へ行くのは2019年の秋以来。
二年半ぶりに訪れた空港、国内線は意外に賑わっていた。
コロナ禍も三巡目、春だし、子どもたちは休みだし、ワクチン接種も進んでいるし...というので遠出する人も増えているのかな。
私たちは第三ターミナル(国際線)まで行く予定だったので、第二ターミナルのマクドナルドでお昼の買い出しをして、無料連絡バスで国際線の方へ向かった。
さすがに国際線の方へ向かう人はとても少なくて、着いた第三ターミナルはこれまで見たことのない人気のなさだった。
それでも、Departuresの電光掲示板を見ると心が踊る。
なぜかほとんどが欠航だったけど。
あぁ、長距離国際線のカウンターにチェックインしたい。
最後に国際線に乗ったのは...と考えたら、なんともう八年近く前だった!
しかもそのときの行き先は台湾だったから、長距離路線となるとそのさらに前、九年前のフィンランドだ。
ここまで空くと、長距離のエコノミー移動に耐えられるのか、ちょっと自信がなくなってくる。
あまりに閑散とした、開いているのが不思議なくらいの出発ロビーを抜けて、展望デッキへと向かった。
オープンスペースでお昼を食べながら、飛行機を見つつ、久しぶりに会って話をするのだ。
国際線ターミナルではあるものの、発着はほとんど国内線だった。
たまに、というか一時間以上滞在して一度だけデルタ航空の飛行機が来て、「おぉっ、外国の飛行機だ!」とテンションが上がったほど。
前はいろんな国の飛行機が見られて、ただいるだけでも楽しかったのになぁ、国際線の展望デッキ。
いたのはほとんどがANAとJAL、ソラシドエアーとAIR DO。
スターウォーズのラッピングをされたANAが来たときは、みんなシャッターを切っていた。
羽田へ来たのは、一時帰国している姉に会うためだった。
空港で、一時帰国者用のワクチン接種をやっているのだ。
街中で会うより、私たちもちょっとした観光気分が味わえる空港に行きたいなということで、羽田集合になったのだった。
閑散とした国際線ターミナルは、春休みのいい思い出になった。