『歌に私は泣くだらう』

歌人である永田和宏が、妻であり歌人である河野裕子との、最後の日々を書いた本。

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同じく永田和宏が、妻との出会いからの日々を書いた『たとへば君』も凄かったけれど、
この本はそれに輪をかけて凄みがあるというか、全編にわたって切実というか。
涙なしには読めない。
それも、三頁に一回ぐらい涙がこみ上げる。

手をのべてあなたとあなたに触れたきに息が足りないこの世の息が

亡くなる前日に詠んだという、切れ切れの息継ぎがまさに聞こえてきそうな四句切れのこの歌が、河野裕子の最後の歌になったという。
この一首だけでも、河野裕子という歌人の凄さが分かる気がする。

永田和宏を知ったのは、もう十年以上前に新聞で見た、あるエッセイだった。
あんまりいいエッセイなので、今も切り抜きを残してある。

家族とは時間を共有するものの謂だと改めて思うのです。「あの時、あの海岸で」と言えば、すぐに「ああ、あの空」と帰ってくるような、そんな記憶の共有、時間があってこその家族なのでしょう。楽しい記憶も、懐かしい時間もひとりでじっと抱えているのはしんどすぎるのかもしれません。

このときに痛切に欲しいと思った「家族」を、私も今は得て、時を重ねていっていることの不思議。

生きることに対して背筋を伸ばしたくなったときに、何度でも読み返したくなる本。

プチパーリィ

週末、夫の大学時代の友人が遊びに来た。
久々のお客様に、朝からバタバタでお迎え準備。

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夏に行ったマリメッコ村でテーブル用にと買ったクロス、満を持して登場。
お鍋の中にはとりあえず前菜的なラタトゥイユ

41歳独身(未婚)の彼の婚活話を楽しみにしていたのだけど、最近はどうやら下火のよう。
仕事柄、新たに女性と出会う機会はゼロに近いらしく、人柄がなかなか伝わりにくいのかもしれない。
見た目もいい方だし、誠実で男気あっていい人なのになぁ。

世の中うまくいかない。

『優駿』

姉から借りて読み始めた本。

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馬の産地である北海道の日高地方と、主人公の馬主の住む関西を舞台にした物語。
まだ序盤だけど、北海道の景色が目の前に浮かんでくるようで、もうそれだけで胸が広々する。

北海道にいつか住みたい、という長年の夢は、いつか叶うだろうか。

月に一度の楽しみ

一時保育のお迎えまで、1時間弱の自由時間。
ちょうどお昼時なので、最近はいつもお気に入りカフェでランチを食べるようになった。

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混んでいてちょっと待ちになることもあるし、
すぐ座れても出てくるのが遅くて、食後のドリンクを慌てて一緒に持ってきてもらうこともある。

それでもこの時間が、貴重なひとりのランチ時間。

人に作ってもらう定食は、なんだかとってもあたたかい。

ギーロギロ

誕生日におばあちゃんからもらった「森の音楽会」。
鉄琴や太鼓、ギロみたいなものまでついている。

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息子は「叩いて鳴らす」がまだ難しいようなので、太鼓部分や鉄琴部分は使えていないけど、一週間ほどしたら、ギロは見よう見まねでちょっと音を出せるようになった。

叩く、こする、吹く、はじく、振る...
音の鳴らし方にはいろいろなやり方があって、やり方によって鳴り方も違うし、一番よく鳴るやり方も違う。

ということを、これからひとつずつ学んでいくんだな、息子は。

無理なものは無理

富士山麓の遊園地。
絶叫マシン系が超絶苦手な私には縁のない場所。

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世の中の人々は、絶叫マシンに乗れる人と乗れない人に二分されるような気がする。

富士山麓に

連休の初日、親戚の結婚式へ。

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11月3日というのは、一年で一番晴れが多い日だと聞いたことがある。
その通りのこれ以上ないお天気の下、富士山が正面に見える教会で結婚式。

ホテルでの式から披露宴、フルコースで出席したのはいつぶりだろうか。
親族席ということもあって、はるか昔に出た身内の結婚式を思い出したり。

「結婚式をしなくて後悔したのは聞くけど、して後悔したっていうのは聞かないから、やれるならやっといた方がいいよ」といつか知人がアドバイスしてくれた。
本当にその通りだなぁと思う。

どんな形でも、結婚式というのはいいものだ。