モノづきあい

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何年かぶりに四ッ谷の柳ショップ。

結婚して、子どもができて、一人暮らしからあっというまに三人暮らしになった。
大きなボウルが欲しくて、迷った末、やっぱり柳ボウルにすることに決めた。

しょっちゅう使うけど、普通に使えばそうそうダメになっていかないもの。
そういうものこそ、間に合わせでなく本当に気に入ったものを買うのがいいと、長い一人暮らしの中で思うようになった。

鍋、やかん、カトラリー。
安く買おうと思えばいくらでも安く買えるもの。
だけど、人づきあいと同じように、毎日つきあっていく道具。
日々手にするものの手触りや立てる音や使い心地は、じわじわと人生に効いてくるような気がしている。

わくわくミンキーモモ

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歩いていたら出くわした、移動図書館
中を覗いてみたら、わくわくする空間がギュッと詰めこまれていた。

何かに似ているなと思ったら、キャンピングカー。

子どもの頃、「ミンキーモモ」というアニメが好きだった。
主人公の女の子が、ステッキを振るといろんな職業の女の人になれるという魔法アニメ。
その設定も楽しかったのだけど、一番好きなのが、そこに出てくるキャンピングカーだった。

小さな空間に、必要最小限の素敵なモノたちが詰めこまれた居場所が、自分は好きなんだなぁと思う。

モグリ社員

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家族の休日。
一般にも開放しているという、一風変わった社員食堂へ。

一歩中に入れば、外観からうかがい知れぬ広がりのある空間。
運良く空いていた畳の席で、赤子を横に寝かせて夫とゆっくり薬膳料理を楽しんだ。

正午になると社員のおばちゃんたちがだんだん集まってきて、
それぞれのお弁当を広げながらおしゃべりする「サラメシ」さながらの風景なのだった。

お屋敷妄想

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ふだん通らない道を通ってみるのが好きだ。

桃の花?に誘われて、通ったことのない小道に入ってみたら、
小道の表から見えている家が、思いの外大きなお屋敷であることが分かった。

昔から、大きなお屋敷を見るのが好きだ。
間取りや家族構成を想像したり、何をやってるおうちなんだろうと妄想したり。

小学生のときも、庶民の住宅街に突然現れる大きな洋館がいつも気になっていた。
人が出入りしているのは一度も見たことがなかったけど、確かに人は住んでいた。

一度でいいから、気になるお屋敷の中を見てみたい。

そこに写っているものは

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春の夕暮れ。
久しぶりにフィルムカメラを持ち出して。

あと3枚で終わると思っていたフィルムは、どうやら24枚ではなく36枚撮りだったようで、結局現像するのはまた次の機会になった。

現像したとき一枚目に写っている写真を見るのは、いつも一番わくわくする瞬間だ。
今回の一枚目は、いつのどんな写真だろうか。