新婚さんいらっしゃい

一年前に結婚の知らせを受けた友人が、GWの数日東京にいると言うので、三年ぶりの再会。
ちょうど三年前のGWにうちに来てくれて、会うのはそれ以来なのだった。

まずはランチ、前から行ってみたかった、営業日の少ない洋食屋さんへ。

さっそく結婚の馴れ染めから。(笑)
東京に住むご主人と、離れた地方にいる友人がどうやって出会ったのか、出会ってからどうやって関係を育んだのか、結婚に踏み切るきっかけは何だったのか、などなど。
細かい点もいろいろ質問したかったのだけれど、アクリル板越しの会話はやっぱり少し聞き取りにくくて、周りの耳もあって大きな声で馴れ染めを聞く訳にもいかなかった。
まぁそれでもひと通り概要は教えてもらって、お店を後に。

でも考えてみれば、話しにくさはアクリル板のせいだけでもなかったのだった。
親しい友人と三年も会わないことって、これまではまずなかった。
心の距離と時間的な距離(会わない期間)って以前はそこそこ連動していたけれど、コロナ禍になってそうとも言えなくなり、むしろ「SNSやブログで発信している日常をお互いに知っているかどうか」が、久々に会ったときの距離感を左右するようになっている気がする。
今回会った友人はSNSの類をあまりしていない。
まぁ、話しているうちすぐに距離感は取り戻されてくるのだけれど。

お腹ごなしにしばらく大きな公園を散歩してから、そろそろお茶の時間ということで、またまたお店へ。
洋酒漬けモンブランの誘惑に負けて、私はケーキも一緒に注文。

ここでは横並びのカウンター席で、比較的聞き取りやすく話ができた。
お茶なので、マスクを外す頻度もそれほど高くなく、一時間半ほどひたすらおしゃべり。
話題は、共通の知り合いたちの近況や、互いの夫の家事能力について(笑)や、互いの義実家の人々のこと、幼稚園ママや東京の育児事情などなど。
話は全然尽きる気配がなかったけれど、そろそろお開きの時間も近づいてきて、待ち客も絶えなかったのでお店を後にした。

昼間は初夏のようだった日差しも夕方には和らぎ、風も出てきて少し寒いくらい。
また近いうちの再会を約束して、久しぶりの楽しい時間はあっという間に終わりになった。

次は夏ぐらいにまた会えるかな~。