求めるものが見えてくる

結婚して初めに住んだのは、二人暮らしでちょうど良いくらいの築浅1LDKだった。
息子が歩き始めてさすがに手狭になり、次の住まいを探し始めたとき、一番重視したのは広さ、次に間取りだった。

二人目が産まれることになって、なんとなくまた次の住まいを考え始めた。
次に重視したいのは、広さもあるけど、それよりも間取り。
今の家は寝室とリビングが引き戸一枚で隣り合う造りになっていて、大人が起きていると、子どもが寝るのがどうしても遅くなってしまう。

ひまに任せていろいろ検索していると、ちょうど近くで何軒かまとめて内見できそうな物件を発見。
実際に引っ越すには条件が合わないので見るだけだけれど、広さと間取りのサンプルとしてちょうどいい何軒かがあったので、今後の参考のために見に行くことにした。

1.うちより狭いけれど、部屋数が1つ多い物件。
2.うちとほぼ同面積・同じ部屋数だけど、配置が違う物件。
3.うちより広く、部屋数が2つ多い(細かく分かれている)物件。

タイプの違う何軒かを見ることで、広さ、部屋数、間取りのどれがポイントなのかが、もう少し見えてくるかな...と思ったのだ。

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その結果。
3(部屋が細かく分かれている)は、今の生活には合っていないことが分かった。
子どもが大きくなって個室が必要になれば、一部屋が小さくても個室が多い方がいいけど、今だとちょっと持て余してしまう。

意外にも一番よかったのが、今と配置しか変わらない2のタイプだった。
面積も部屋数も同じだけど、部屋の配置が違うだけで、こんなに使いやすくなるのかという感じ。
とりあえず今は他の条件もあってその部屋に引っ越すことはないけれど、引っ越すならここだなと思った。
と同時に、今の部屋の何が問題で何がいいのかも見えてきたのだった。

当面は、家具や配置を工夫して、今の部屋を使いこなすのが良さそう。
今の自分が何を求めていて、何は大事でないのか分かって、とても勉強になった。
見るだけなら無料だし、内見ってお得。