南部ダイバー最高

異常な暑さが続いた夏にもようやく変化が見えてきて、夕方の風が熱風でなくなってきた。
日中はまだまだ汗だくだけれど、奢れる夏も久しからずと言った感じか。

ドラマを見まくった夏だった。
ドラマだけでなく、本も常に何か読んでいて、なぜかインプットへの飢餓感が強かった。

夏ドラマはどれも中盤を超えて、後半に入ってきた。
相変わらず面白いのは「VIVANT」。
リアルタイムでは見られないけれど、ネタバレ回避がめんどくさくて、月曜か火曜には見るようにしている。
ドラムはどこかの時点でしゃべり始めるんじゃないかと期待。

「週末旅の極意」は、最終回録画をまだ見ていないけど、まずまずだった。
観月ありさのセリフ回しが不自然(料理のコメントがいちいち食レポくさい、相対している配偶者の名前をいちいち呼びすぎ)な点を除いては。
出てきた宿の中では、やっぱり、北海道の食事が一番美味しそうだったなぁ...。

「18/40」は、流し見だけどまぁ安心して見られる感じ。
非常識な母親役で出ている人は誰かと思ったら、社長役の高島政宏の奥さんだった。
夫婦で同じドラマに出演してるのは何か意味があるんだろうか。

鈴木京香の降板で話題になった「この素晴らしき世界」も、結局ずっと見続けている。
いろんな要素を盛り込みすぎて、ちょっと支離滅裂というか、何がしたいの?という感じにはなってきている。
バイト先の若い子が実は性転換した男の子だったとか(その設定、要る?)、夫のマキタスポーツがやたら非常識でパワハラ野郎の部下を抱えてるとか(しかも夫の仕事も不明だったのにいきなりそのシーン)、事務所の女社長(木村佳乃)が孫の面倒を見ていて、その孫の父親がいきなり出てきて死ぬとか(その一話しか登場しない)。
脇役の脇役みたいなところでいろんなことが脈絡なく描かれてて、ちょっととっ散らかっている。
でもまぁたぶん、最後まで見そう。
若村麻由美がきれいだし、沢村一樹もなんかちょっと惹かれるキャラ設定だし。

まもなく挫折しそうなのが「彼女たちの犯罪」。
主役三人もいるくせに、三人が三人とも地味。華がない。
加えて、展開があり得ないというか、リアリティがなさすぎる。
リアリティがなくてもキャストが魅力的なら見てしまうんだけど、今のところうまいなと思うのは夫役の毎熊克哉ぐらいで(表情変わんないけど、セリフは上手)、見続けるにはちょっと弱い。
後からネットでストーリーを見ればそれでよさそうな。

途中まで見ていたのが「転職の魔王様」。こちらはついに挫折。
3話ぐらいまでは興味を持って見られたけれど、だんだんネタ切れになってきた。
これもやっぱり主役が地味で、脇役の山口紗弥加と、おいでやす小田だけが光っている。
一話完結タイプのドラマだけに、最後まで見なくてももういいかな~と思って録画をやめた。

そして、再放送だけど一番ハマッている「あまちゃん」は、もう終わってほしくないぐらい面白い。
種市先輩の「海の底さいる天野に、空気送り込むのはずぶん(自分)しかいねえべ」には、ずきゅーん!と射抜かれた。
なんという名ゼリフ。
久しぶりに、若い男の子の役者にときめいてしまった。
まぁ、福士蒼汰がというより種市先輩がかっこよすぎるんだけど。
明日からはとうとう、東日本大震災のシーン。めちゃくちゃドキドキする。