器フィーバー

またまた器を買ってしまった。

数年前に北欧雑貨のお店で見つけて以来、ずっと迷っていたマグカップ
見た目がド・ストライクで、でもマグカップにしてはあまりにお高いお値段。
「さすがにマグカップにこれはないなぁ」と最初は却下したのだけれど、その後も事あるごとに「ここにあのマグカップがあれば...」と思い浮かべることが何度もあった。

先日ふるさと納税で新しいコーヒー道具を手に入れて、ようやく決心。
「あのマグカップにこのドリッパー」を実現したくて、お店のちょっとしたキャンペーンがあったときに、ついにお迎えしに行ったのだった。

スウェーデンの陶芸家ヨナス・リンドホルムの手作りカップ
色や質感にあたたかみがあって、コーヒーがよく似合う。
下がやや広がった台形になっているのも、漆喰みたいな質感も、取手の縁の焦げたようなラインも好き。
このマグカップがそうかは分からないのだけれど、私が惹かれる器の多くは「粉引き」「縁サビ」「しのぎ」という技法らしい。
そのワードで検索すると、確かに見た目ストライクな器がたくさん上がってくる。

今年は本当に器を買いまくっていて、実はこの後も一枚、届く予定のお皿がある。
欲しい器も、あと三個ある。
実家の、五個セットになったお皿とかグラスに比べれば微々たるものだけれど、現時点で欲しいあと三個を手に入れたら、どうかそこで器熱が鎮まりますように。