降って湧く

夫が休みをとっていたので気兼ねなく出かけていた日。
夜ごはんまでには帰らないとと思っていたら、夫から「今日○○(とある仲間の飲み会)に行くために休みとってたんだった!これから(息子連れて)行ってくる。なので晩ごはんは食べて帰ってきていいよ」とLINEが入った。

そうだった、私もすっかり忘れてたわ~と思いつつ、降って湧いた延長フリータイムにワクワク。
どこで食べて帰ろうかと考えて、久しぶりに思い出したお店へ。

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一人でも飲みに入れて、でも本格的な飲み屋ではなくカフェっぽい雰囲気で過ごせる、ありそうであまりないお店。
前に一度だけ来たのは、四年前だった。

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結婚してまもない、まだ二人だけだった頃。
入籍してから初めて迎えた夫の誕生日祝いに、当時住んでいた近所のお店開拓の一環として、私がごちそうするよ!と連れてきたのがこのお店だった。

あの頃はまだ仕事もフルタイムでしていて、帰り時間が同じくらいになると、最寄り駅で待ち合わせて一緒にバスに乗って帰ったりしていた。
結婚したのが秋で、仕事を辞めたのが3月だったから、新婚時代の記憶はほとんどが冬。
北風が吹きすさぶ道を歩いて、いくつかのお店を新規開拓したことを思い出す。
そんな生活は半年くらいしかなかったから、余計に特別なものとして美化されているのかもしれないけど、人生の中でもほんのわずかしかなかった、思い出の時間だった。