何年かぶりの江ノ島へ行ってきた。
あいにくの小雨だったけれど、目的は江ノ島そのものより江ノ電。
最近長男はいろんな電車にハマっていて、全国の電車が載った図鑑みたいなものをしょっちゅう眺めている。
その中に甥っこからのおさがりの江ノ電の本があって、ずいぶん前から江ノ電に乗りたがっていたのだ。
一応、目的地というか折り返し地点を決めて、目指すはまたまた「孤独のグルメ」に出てきたお店になった。
本当は江ノ島でなく由比ヶ浜にある店を目指したかったのだけれど、事前に調べたらそこはなんとなく子連れに厳しそうな予感がしたので、眺めを売りにする江ノ島の方の店にしたのだった。
初めて乗る江ノ島の「エスカー」。
要は有料の長いエスカレーターで、これを利用するとベビーカー置き場が使えるので、てっぺんまで5分もかからないのだけれど、私と長男だけ乗ることにした。
上りだけど、写真だと見ようによっては下りに見える。
途中で乗り換えがあって、ちょこっとだけ外の参道を歩くのだけれど、通ってきた江ノ島大橋が見えた。
エスカーであっという間に頂上にたどり着き、次男を抱っこ紐に入れて徒歩で登ってきた夫と合流。
ギリギリもつかなと思っていた天気予報は外れ、ポツポツ雨が降り出してきた。
とりあえず目的の魚見亭へ急いで入店。
時間が少し早かったおかげか、店内はかなり空いていて、子連れでもゆっくりごはんが食べられた。
窓の外には海が広がっていて、釣りをしている人なんかも見えた。
江ノ島、何年ぶりだろう。
結婚前に一度夫と来たことがあって、たぶんそれ以来だから、6年は経っている。
それ以前の4年ぐらいの間にも2,3回は来ていて、来るのはいつも夏だったから、記憶の中の江ノ島は誰といつ来たときのものだったか、だんだん分からなくなってくるのだった。
