名ばかりサブリーダー

長男が入園の年にコロナが広がり、幼稚園生活は二ヶ月の休園の後ようやく始まった。
始まったものの、行事は軒並み中止・縮小され、保護者会活動もほとんどなされないまま初年度が終了。
二年目の今年も同じ状況が続いたものの、このところ感染状況が落ち着きを見せているので、その隙にと、本来は入園してすぐあるはずだった保護者の顔合わせ会が一年半ぶりに開催されることになった。

とは言え、20人以上の保護者が集まることになるので、屋内は避け、幼稚園近くの公園で飲食はナシの開催。
一時間ほど、グループごとに自己紹介をした後、くじ引きで今後のちょっとした委員を決めることになった。

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三人に一人は何らかの役に当たる、まぁまぁ高確率のくじ引き。
それでも当たらない人の方が圧倒的に多いわけだけれど、
こういうときのくじ引き、私はもう引く前から「絶対当たる気がする...」と気負けするタイプで、引いたくじには果たしてしっかり当たりのマークが記されていた。
ハハハ...(力ない笑い)。

その中からさらにリーダーとサブリーダーを決めることになり、こちらはじゃんけんで決めたのだけれど、これももうやる前から「負ける気がする...」と思ってしまうタイプの私。
七人じゃんけんなのでなかなかそろわないと思いきや、二回のあいこの後すんなりグーとパーに分かれ、私ともう一人だけがばっちりグーを出していたのだった。
アハハ...(力ない笑い)。

まだ小さい次男のいる私を気遣って、もう一人負けたお母さんがリーダーを引き受けてくれたので、私は名ばかりサブリーダーを仰せつかって、とりあえずその場は解散となった。

保護者会活動、別に嫌いではないのだけれど(というか初めてなので嫌いも好きもない)、入園以来ずっと通園バスで他のママたちとの交流があまりなく、一年半の間にずいぶん親しさの差がついている気がして、尻込みしてしまっている部分がある。
だからまぁ、こういう委員になるのはいい機会ではあるのだけれど。

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気づけば三年間の幼稚園生活はもう折り返し地点。
あと同じだけの月日が経てば、長男はもう小学生になってしまうのだ。
あと半分の幼稚園生活、いろんな行事や保護者会活動が縮小されないよう、今くらいの感染状況で留まっていてほしい。