永遠に見ていたい

二年前の大好きだったドラマ「きのう何食べた?」が映画化された。
それに先立ってドラマの再放送がされていたのを、録画してちょっとずつ見ている。

何回見ても、やっぱり最高。
こんなにも永遠に見ていたいドラマって、なかなかない。
何がそんなにいいんだろうと考えているけど、ひとつはやっぱり出てくる人たちの「仲のよさ」なんだろうな。
主人公のシロさんとケンジ、近所の主婦カヨコさんとシロさん、ケンジの勤務先の美容室のスタッフ、シロさんの勤務先の弁護士事務所のスタッフ、みんな基本的に仲がよくて、ホッとして見ていられる。

...と思っていたら、二年前にも同じことを書いていた(笑)

きのう何食べた? - 珈琲とsofaのあるところ

「仲がいい」ことの価値って、当たり前すぎて見過ごされがちだけれど、強調してもし足りない気がする。
私は特に、身近な人たちの「気分」や「場の雰囲気」に自分が影響を受けやすいから、余計にそう思うのかもしれない。
仕事でも、いくつかの職場を経験した結果いま一番重視するのは「一緒に仕事をする人たち or 職場の雰囲気の良さ」だし、一緒に暮らす人にもたぶん一番それを求めていると思う。
自分も含め、誰かと誰かの「仲が悪い」ことに費やすエネルギーって、馬鹿にならないなと思うのだ。

そういう「仲の悪さ」が直接出てこないのが、「きのう何食べた?」だ。
はっきり描かれないところで「こことここはうまくいってない」があるにしても、基本的には出てくる人たちの仲のよさが描かれていて、それが「ずっと見ていたくなる」理由なんだろうな。

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ドラマ再放送の後、隙間時間を縫って映画も見に行けたのだけれど、それについてはまた後日。