今年買って良かったもの 2022(キッチン編)

年末恒例の「買って良かったもの」。
今年はとにかくいろんなものをよく買った。
候補が多すぎるので、キッチン編と雑貨編に分けてみた。
まずはキッチン編の「調理器具」部門から(まだ分けるんかい)。

【調理器具部門】
①中尾アルミの大鍋

三年ほど前から、冬場に大量の出汁をとったりするのにハマっている。
しかしこれまでうちにある中で一番大きな鍋はルクルーゼの24cmで、とにかく重い。
煮込み料理の場合はそれでもいいのだけれど、出汁をとるといった下ごしらえのときはもうちょっと取り扱いやすさがほしいし、大鍋が一つしかないと、並行してできない作業(おでんの出汁をとりながら具を下茹でするとか)もあって不便だった。
それで、三年ほど前からずっと夫に大きい寸胴鍋がほしいほしいと言っていて、夫も「確かに、寸胴はあってもいいかもねー」と同意したので、いろんな寸胴鍋をリサーチしていたのだ。
その中で次第に惹かれてきたのが、中尾アルミのこの打ち出し鍋。
最初は、食洗機を使いたかったのでステンレスと思っていたのだけれど、よく考えたら大きい寸胴はうちの食洗機に入らないだろうし、手洗いするならさらに軽いアルミの方がいい。
しかも寸胴より横に長い鍋の方が洗いやすい。
そして何より、この槌目がいいなと思ったのだ。
ふるさと納税でもらえる大鍋も検討したものの、やっぱりこの軽さと見た目がいいと思えて、満を持して先月、合羽橋の直営店に買いに出かけたのだった。
この鍋についてはまた、後日別に書く予定。

②銅製玉子焼き器
玉子焼き考 - 珈琲とsofaのあるところ
これは平均すると三日に一度は使っている。
作るたびに、脳内で「玉子焼き職人として練習を重ねている」ごっこをするから、玉子焼きを作る作業が格段に楽しくなった。

【食器部門】
①TEEMAリネンの21cm
多用しているという意味では、これがやっぱりダントツ。

同じ21cmのTEEMAホワイトを既に二枚持っていて、あまりに使い勝手がいいのでいつか同じサイズを買い足そうと思っていたときに、日本限定色「リネン」が出たのが昨年のこと。
この「リネン」というネーミングにまずやられた。
ベージュ、ではなく「リネン」。
ホワイトよりも目に優しくて、和食が似合いそうなところもポイントが高い。
「悩んでも結局いつか買うんだから」というのと、近年の値上げラッシュで、さっさと買って長く楽しもうという決断ができた。

②因州中井窯の小皿とお茶碗
器道楽 - 珈琲とsofaのあるところ
これも長年欲しかったもので、見るたびにうっとりしている。

今年買った食器は和洋どちらもあるけれど、やはり年々、和食器に惹かれてきている。
ただ難しいのは、今の生活ではまだ食洗機頼みになることが多くて、食洗機を使えない陶器系はどうしてもためらいがち。
その点、TEEMAみたいな磁器で和にも使えるものはとても助かる。

子どもたちが巣立って、夫と二人だけの生活になったら、もうちょっと陶器も楽しめるかな。