DAY3~5とその後

熱も下がったし、家にいる夫に(隔離のため)家事育児を丸投げできるしで、好きなことだけして、ごはんになったら呼ばれるだけの生活があと三日も続くなんて、正直「なにこれ極楽?」という気持ちだったのに。
三日目の朝、夫が「夜中から喉が痛い...」と言い出した。
ちーん...。

とりあえず私はウィルスを持っているだけで身体は動けるので、仕方なくマスクを厳重にして子どもたちのお世話。
そうこうするうち、案の定夫が発熱。
受診したらもちろんコロナで、私の極楽生活はあえなく終わりを告げた。
悲報オブ2024。

そこからの数日は、家事育児をいつも以上に一手に引き受ける地獄となった。
高級薬のおかげか、コロナのしんどさはないものの、起きてから寝るまで子どもたちのお世話を完全ワンオペでやり、かつ子どもへの感染に神経を尖らせる。
間取り上完全隔離は無理なので、とりあえず二段ベッドの下部分を大きな布で二重に覆い(ちょうど捨てる予定でまとめていた布がたくさんあった。捨てるまでに間に合ってよかった!)、極寒の中換気を徹底。

そんな中、夫は発症二日目から在宅勤務を開始した。
そりゃあ熱も下がったのにそんなに有休を使えないのは分かるし、仕方ないとはいえ、家にいるのに家事育児は全くできないどころか、こちらが夫の三食お世話、かつ感染に気を遣わなければならないなんて理不尽にもほどがある。
でも逆だったら夫が在宅勤務しながら私と子どもたちのお世話をしないといけなかったわけで、どっちにしろ、一方に負担が偏るシステム。
こういうとき一番必要なのは、感染していない子どもだけを預かってお世話してくれる人&場所だけど、コロナ禍になってこんなに経つのに、そういうシステムってほんとないんだよなぁ...。

幸い子どもたちは元気だったので、自分の療養期間が終わってからは、できるだけ子どもたちを外に連れ出す時間を増やすことにした。
家に長時間いた方が、夫からの感染リスクが高まるので。

長男の習い事の間も、いつもは次男といったん家に帰るのだけれど、夫が在宅しているので外で時間をつぶすことにした。
次男は長男よりだいぶ落ち着きがない子なので、全然ゆっくりできないからあんまり積極的にはお店に連れて行かなかったのだけれど、最近は何かを与えておけばようやく少し間がもつようになったので、何度めかのチャレンジ。

雑誌が置いてあるお店はありがたい。
次男は絵本よりも、大人の雑誌やカタログの方が興味が長持ちする。
毎週届けられる生協のカタログなんか大好物で、いつも発注が終わって「あげる」と言うと「ヤッターー!」と大喜びしてページを繰っている。
絵本でも、『ミッケ』とか『ウォーリーを探せ』は好きなので、とにかくページあたりの情報量が多いことがポイントみたいだ。

そんなこんなで私と夫の初感染はいつの間にか終了した。
あとは潜伏期間も含め、子どもたちに感染していないことを祈るばかりだ。