5歳7ヶ月

最近の長男の記録。

ひらがながひと通り読めるようになって、文字を使った遊びができるようになった。
かるた、すごろく。
写真は、五味太郎のカード遊び「しりとりぐるぐるカード」をしているところ。
しりとりするようにうまく並べていくと、カードがぐるっと輪になって、最初と最後がつながるのだ。
これは十年以上前、幼稚園児だった甥っこに私がプレゼントしたもの。
久しぶりに見たけど、よくできているなぁ。

長男は最近「お金」への興味が出てきたようで、「ねぇ、おかねでなにかかってみたい」と言ったり、「おかねをもらえるゆめをみた」と言ったりするようになった。
5歳の、まだお金を使ったことのない子どもが、お金のことをどんなものだと認識しているのか、興味深い。

先日、久しぶりに会ったおばあちゃん(夫の母)に、お正月に会えなかったから、と遅れてのお年玉をもらった。
「やったー!」とすぐ自分のおもちゃ箱に入れようとするのを慌てて止めて、「このお金はパパが銀行に入れて、そのあと袋はあげるから」と言うと、ものすごく納得いかない様子。
もっと小さいときはポチ袋さえもらえれば満足してたのに、今は中身にも価値を感じているらしいのが不思議。
ただ単に、自分にもらったものを親がそのままくれないことに納得してないだけなのかもしれないけど。

数日後。
幼稚園から帰るなり、「ママー!ぎんこうにわたさなくていいおとしだま、つくったよ!」。
ポチ袋だけかとおもいきや、中身もあって、天然パーマの野口英世風人物が(笑)
いつのまに千円札の絵を見てたのか。

二組あるのは「ふくちゃんの分」ということで、わぁ、ちゃんと弟にももらったことを意識してたんだなぁとびっくり。

こちらは、親向けに何かでもらった虐待予防のためのハンドブック。
絵本みたいな絵が描いてあるから気になったようで、見たいというので「これ、何の絵だと思う?」と聞いてみた。
いくつかあるどの絵も、「○○っていってる」と、迷うことなく子どもに感情移入して説明するのが面白い。

「これは?」と聞いてみると、「『ポテトチップスがたりない!もっとたべたかった!』って言ってる」と言うので、思わず噴き出してしまった。
「買って!」とかじゃなく、一回は食べたんだ(笑)
なのに「足りない!」って...しかも怒るって...。
そこで「怒る」というのがあまりにも長男らしくて、笑いながらも感心してしまった。

どんな大人になるのやら。