自由を満喫/秋ドラマ2023後半

小学一年生と未就園児の同時育児がハードすぎて、月に数回でもいいから誰も家にいない時間がほしい、自分一人で家にいる時間を作りたい...ということで始めた、一時保育の利用。
夏休みを除く4,5ヶ月経って、うまく使えるようになってきた。
初めはちょうどいい預け時間が読めなくて、結局バタバタしたり、上の子が帰宅して一人時間が減ってしまったり、せっかくの一人時間なのに子どもたちがいてもできるようなことをしてしまったり、していたのだけれど、最近はだいたいパターンも定番化して、だいぶ休息になっている。

その自由を一番味わえるのが、一時保育に送って行った直後。
自転車で数分のところにある保育園に次男を送って行くのだけれど、次男を預けて保育園の門を出た瞬間の、開放感たるや!
特に最近は秋晴れの日が多くて、さわやかな涼しい朝の空気の中自転車を走らせていると、このままどこかへ出かけてしまいたくなるような、何でもできそうな気分になってくる。
実際には、数時間後の小学生帰宅までに家に帰っていないといけないから、お出かけなんてしていたらあっという間に終わってしまうのだけれど、そんな「何でもできそうな」気分を満喫できる数分の朝の時間が、最近のかけがえのない幸せタイムなのだった。

で、その一人タイムにだいたい何をしているかというと。
まず、必ず毎回やるのが掃除機をかけること。
だいたい最初にやることが多い。なぜなら自分だけの時間をできるだけ快適に過ごしたいから。
子どもが出すチリの量は半端ない。
食べかす、消しゴムかす、気づいたら家の中に入り込んでいる砂粒、何だかよく分からない紙の切れ端、etc. etc. 。
特に次男がこぼす食べかすは毎回取っても取ってもどこからか湧いてきて、米粒はカピカピになり、パン屑は粉々になる。
食卓周辺に掃除機をかけたら、毎回「バリバリバリ!」と乾いた食べかすを吸い込む音がして、爽快感と「あんなに取ったのにまだあったか!」という脱力感が同時に押し寄せる。

掃除が終わると、あとは日によってまちまち。
最近は息抜きがてら、秋ドラマの第一回チェックをだいたいこの時間にしている。
継続するかどうかの判断プラス、子どもと一緒に見られそうかの判断。
録画しておいたものはすべて出揃って、継続決定したのは五つになった(多!)。
きのう何食べた?2」「いちばんすきな花」に加えて、新たに「セクシー田中さん」「すべて忘れてしまうから」「コタツがない家」。
「ブギウギ」は復活したけどまた脱落しかけ。

「セクシー田中さん」は、とりあえずベリーダンスが楽しみだ。
「化粧映えする顔」というのは、木南晴夏みたいな顔を言うんだろうな。
いろんな風にメイクしてみたくなる顔。
あと田中さんを追い回す同僚の女の子の男友達が、「いそういそうこういう人...」という感じだった。

「すべて忘れてしまうから」は、原作者の「燃え殻」さんの別のネット小説が好きだったから、見てみることにした。
このドラマは雰囲気がなかなかいい。
主役が阿部寛というのも見る気がする。
久しぶりに見た酒井美紀が、一瞬分からなかったけれどずっと見ていると確かに酒井美紀で、でも「大人になった!」という感じだった。
可愛らしいアイドル的な子、というイメージだったのに。

「コタツがない家」は、役者次第では絶対見ていない内容だけど、主役の小池栄子はじめ、吉岡秀隆小林薫、あと息子役の男の子もすごくいいので継続決定。
めちゃくちゃチョイ役だけれど、キッチンカーの店主野々村友紀子もいい。
ちなみに主題歌が誰だろうと思っていたら、石川さゆりだったのでちょっとびっくりした。

これ以上、見るドラマを増やさないようにしないと。