どこにも行かない盆休み

コロナの影響ではなく、出産予定日超過のため、どこにも行けないお盆休み。
いつ来るか分からない出産に備えて、行動範囲をすぐ病院に行ける範囲に限っていることに加え、この猛暑なので、日中は家族みんなでステイホームな日々なのだった。

少しだけ暑さが和らいだ夕方、お散歩がてらみんなで行ったスーパーで、スイカを丸ごと買い。

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私が子どもの頃、スイカは常に「くし切り」だった。
今回も無意識にそう切っていたけれど、
ふと思いついて、スプーンなしでも食べられるよう、くし切りしたものをさらに分けて切ったら、最近よく見る感じの形になった。

イカの切り方ひとつにも、流行みたいなものがあるような気がする。

ひとりっこ時代最後のデート?

絶対に予定日より早く産まれるだろうと思っていた二人目だけれど、一向に出てくる気配がない。
正確に言うと、出てくる兆候はそこそこあるのに陣痛が来ない。

予定日前の2,3日、夫が休めないので義母に来てもらうことになっていた。
その頃にはもう私は入院して、義母には夏休み中の息子の面倒を見ていてもらう予定だったのだけれど、一向に陣痛が来ないので狭い部屋に義母と息子と私で三日間...というなかなか窮屈な状況になってきたので、少しだけ暑さの和らいだ日、息子を連れて最寄りの街に買い物に行くことにした。

カルディでちょこっと買い物をし、息子の服をぶらっと見て、あとはスタバでお茶。

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息子とこうして二人だけで出かけるデートは、もしかしたら半年ぐらいぶりかもしれない。
妊娠が分かってからまもなくコロナが流行し始めて外出を控えるようになり、そのうち幼稚園が始まったから、二人きりで出かける機会はいつのまにかグッと減ってしまっていたのだった。

キッズココアを飲みながら、クッキーを私に分けてくれつつ、でも私より多く食べようと急いでクッキーを口に入れている息子を見ていたら、可愛くて可愛くて、あぁ、ちょっとの時間だけど連れてきてあげて良かったな...としみじみ思った。

二人目が産まれても、息子との二人デートは時々してあげたい。
と、心に誓った予定日直前だった。

こども服の魔力

とうとう梅雨が明けた。
本当に久しぶりに見た、文句なしの太陽。夏の陽射し。

出産までにもう間に合わないかと思った産着の水通しを、午前中からせっせとした。
一人目の肌着で十分かとも思ったけれど、やっぱり秋生まれの肌着は少し分厚くて、何枚か真夏用を買い足しておいたのだ。

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たぶんもうこれで最後になるだろう、幸せな洗濯物の風景。

息子のときは秋の乾いた空気の中で、小さな服が並んだこの光景のあまりの可愛らしさに、思わず何枚も写真を撮ったのを覚えている。
今回ももちろん、一眼レフまで出してきて撮っておいた。

今年はコロナで服の売れ行きが悪いせいか、春先から、こども服も大人服もしょっちゅうSALEをしている気がする。
いつもなら早々に売り切れているであろう服や、SALEになっても値引き幅が小幅であろう服が半額とか60%OFFになっていて、
出てきた広告をまんまとクリックして物色してしまう。
大人服と違ってこども服はだいたいどんな体型にも合うようにできていて、何を着せても様になるから、ついこども服ばっかり買ってしまうのだけれど、こんな状況が続いたらついつい買いすぎてしまいそう。
大人と違って絶対サイズアウトするのに。
来年以降、アパレルのあり方が見直されて少量生産・定価販売になってくれたら、ある程度ストッパーになるのになぁ(笑)

そんなことを思いつつ、またしても朝からポチッとこども服を発注してしまった。
少し先のサイズのものだし、二人目も着られるから!と言い訳しつつ。

まだ産まれない

予定日まで二週間を切ったけれど、産まれる気配はまだない。
というか、お腹は十分に重いし苦しいし、しょっちゅう下腹を押されてウッとなるので、自分では産まれそうな気がしているのだけれど、検診によるとまだそこまで迫ってはいない様子。

一人目のときは無痛分娩を希望したので、入院は計画的だった。
だから、経産婦といえども実は半分初産みたいなものなのだ。
陣痛がいつ、どんな風に来るのかとかはなんとなく想像がつくけれど、後から思うとあのあたりが前兆だった...とかがまったく分からない。
ひとつ言えるのは、息子のときに比べてお腹がめちゃくちゃ動く&しょっちゅう張るということ。
張るというのは子宮が収縮しているということなので、前駆陣痛ってやつなのかなぁ...と思うけれど、結局やっぱりよく分からないのだった。

先日ひいた風邪の名残の咳が夜間に止まらず、睡眠不足になってきたので、妊婦検診の日にクリニックをはしごして、咳の薬をもらってくることにした。
風邪の終わりに咳がしつこく長引くのは昔からだけれど、時節柄、クリニックには事前に電話してから向かった。

朝から待ち時間含め五時間に及ぶ病院、薬局。
どんよりと曇った、湿度の高い気候。
連日の睡眠不足。
これだけ揃うとたいがいフラフラだったけれど、とにかく食べるものだけはしっかりとろうと、野菜たっぷりランチを食べたら、少し力が戻ってきた。

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後からふりかえって「あれが産前最後の食事だった」となるのはこれかもしれない...と、毎回思いながら食べている。
そう思い始めてもう何日か経つけれど。

産前産後シフト

妊婦生活もいよいよ正産期(いつ産まれてもいい時期)に入った。
お産に上の子を連れて行けない病院なので、いつ来るか分からない陣痛に備え、息子を一人で見る時間がないように組んだ緻密な産前産後シフトがついに始まった。

幼稚園の預かり保育(平日)、自治体の一時保育(休日や夜間)、ファミリーサポート(主に送迎)と、使えるサービスをフルに使い、発熱時のために病児保育も準備。
妊婦検診や幼稚園行事など、毎日違う予定に合わせた複雑なシフトをなんとか組んだけれど、難しかったのがこの7月の四連休。
世間は休みだけれど夫はほとんど出勤、一時保育は週のうち使える時間数が決まっているので、ダメ元で遠方の姉に来てもらえないか打診したところ、ちょうどタイミングが合って来てもらえることになった。

とはいえ、このコロナ大流行の中なのでほぼずっとステイホーム。
陣痛が来なければ平穏な時間。
この機会にと、お互いの家でよく作る料理を一緒に作ったり、姉の家にない調理器具を試してもらったりして、料理とおしゃべり三昧の連休になった。

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ゴーヤ大好きな姉のために、最近私がよく作るゴーヤのオイルピクルスを紹介したり。

ハンドブレンダーの使い心地を試すために、ガスパッチョを作ったり。

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最終日は夫が休みだったので、地元の美味しいピザをテイクアウトランチ。

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気楽な自分の身内であることに加え、大人の手が一人増えただけで私の心には余裕ができ、息子はたっぷり遊んでもらえて、ただただ楽しい四日間が過ぎたのだった。

明日からは本格的に産前シフトがスタート。
なるべく予定通りに行くために、誰も体調を崩さず、幼稚園にも感染者が出ないことを祈っている。

めざましい夫

息子が幼稚園でもらってきた風邪が私にうつり、すわコロナか...!と怯えたけれど、私も息子も幸い1,2日でほぼ回復。
それでも臨月、大事をとって週末は家事もほとんどせず、掃除も買い物も料理もすべて夫に任せることにした。

最近は、一から好きなメニューを考えるだけでなく、冷蔵庫の在庫を見て作るものを考えてくれるようにまでなった。
今回は残っていたキムチを使いきりたかったのでそういうお題を出したら、ちゃんとキムチチャーハンにして使いきってくれた。

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ごはんの型をとってみるところといい、ネギで彩りを添えるところといい、成長めざましい夫であった。

可愛い布だとやる気が出る

裁縫道具が収まったところで、急ぎ作りたかったものがあった。

ひとつは、息子のランチョンマット。
コロナ対策で幼稚園のランチタイムにアクリル板を使用することになったということで、もともと作っておいたものに加え、アクリル板に干渉しないよう、少し小さめのものを用意しなくてはならなくなったのだ。
先日ふらっと寄った雑貨屋で会津木綿フェアをやっていて、その小さめランチョンマット二枚分でぴったり使い切れそうなハギレを見つけて、これは!と買っておいたのだった。

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子ども用にしては渋いのだけれど、いい柄だし、汚れが目立たないうえに丈夫なので家でも使えそう。
リバーシブル仕立てにしたら、まさにぴったり二枚分で使い切れた。

もうひとつは抱っこ紐カバー。
抱っこ紐って、装着したまま子どもを下ろしたりすることも多いけど、そのときいちいち体から外すとまた着けるのが面倒だし、かといって着けたままにしているとだらんと垂れ下がってなんとも不便。
カバーがなくてもなんとかなるといえばなるけれど、せっかく授かった二人目の赤ちゃんとの生活。
一人目のときはまず第一に「絶対必要」なものばかりだったけれど、二人目はできるだけ楽しく、可愛くできるものは可愛くして過ごしたい。
そんな気持ちから、「自分で作るキット」を注文しておいたのだった。

大きなお腹で格闘すること二時間。
手持ちの抱っこ紐に合わせた色のカバーが完成した。

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夫が抱っこ紐係でも使えるデザインのものにしたので、きっと夫が着けてもおしゃれに見えるはず。

抱っこ紐を使って外出するのはまだまだ先だろうけれど、今年の冬には活躍し始めるかな。
使う日が待ち遠しい。