てくてく、てくてく

GW中盤、夫は子どもたちを連れて実家へ。
もともとは私が友人と会う予定ができて、その間夫が子どもたちを一人で見る予定だったのだけれど、諸々の都合から夫が子連れで一泊帰省することになった。

直前に決まったので、急遽できたフリータイムの間にやりたいことを大急ぎでリストアップ。
絞りに絞ったものの、それでも全部はできないぐらいのリストがあっという間にできた。
それらを効率的に組み合わせ、二日間の行動計画を立てたのだった。

朝7時に夫と子どもたちを見送って、まずはめったに(というかまずない)一人ゴロゴロタイムを、8時まで満喫。
ウトウトしたり、スマホを見たりしながら、ベッドで心ゆくまで過ごした。

友人とのお出かけから逆算して、8時に行動開始。
まずは洗濯機を回す。
朝ごはんを済ませ、誰もいない奇跡の時間に掃除機を隅々までかける。
みんなが出かけてすぐ掃除をするのは、もちろん、これから始まる自分のフリータイムを快適に過ごすためだ。
それから身支度をして、洗濯物を干し、友人との待ち合わせに小一時間余裕ができる時間に家を出た。

目的は、しばらく行っていないキッチン雑貨のお店。
何を買うわけでもないけれど、そういうお店をゆっくりパトロールする時間がとにかく足りていなさすぎて、心の潤いのためのウィンドウショッピングなのだった。

この日に新幹線で東京にやってくる友人と、予定より少し遅れて合流。
そこから本日のランチのお店へと向かった。

週末通い婚をしている友人とは、彼女の東京の家のある町で会うことが多かったのだけれど、この日は気候もいいし、私も単身で動きやすいしということで、初めての場所に行ってみることにした。
いくつか私の行きたいお店が、その町に点在しているのだ。

まずはランチのお店。
建物が国の重要文化財になっているという、昔のお金持ちのお屋敷なのだ。

この日は臨時営業だったため、ランチはピザ一択。
隣のおひとりさまおばあちゃんがワインを飲んでいたのが美味しそうで、私もついグラスワインを注文してしまった。

友人と、一時間ほど他愛ない話。
前回会ったのは冬で、ちょうどそのときドラマ「エルピス」がやっていて、私が激しくオススメしたので、彼女は今Amazonプライムで見ているのだそうだ。
「音楽がいいよね!」と意見が一致したり、眞栄田郷敦について「あの子いいよね~!」といかにもアラフォーな盛り上がり方をしたり。
余談だけれど、小さい頃親が若い芸能人のことを「あの子」「この子」呼ばわりするのがとっても違和感だったのに、今や完全に「あの子」「この子」と呼んでいるのであった。

ランチの後は、雑貨屋さんを二軒はしご→歩き疲れたので、有名らしい老舗の喫茶店でお茶。

夜は友人はだんなさんと外食ということで、待ち合わせの駅に戻って18時半頃解散となった。

その後も私は寸暇を惜しんで、電器屋さんと100均をはしご。
最後に駅ビルの惣菜屋さんで割引になったお惣菜を買って、ようやく帰路に着いた。
帰り着いてスマホ歩数計を見たら、14000歩ぐらい歩いていた。