AI、もうちょっとがんばろう

松の内が過ぎ、平常通りの日常が戻ってきた。
夫も本格的に仕事が始まり、長男は早くも一年生の最終学期。
去年の今頃はまだ幼稚園児だったことが信じられないくらい、顔つきも体つきもすっかり少年になった。

今年の年末年始は結局8連休だった。
6連休だったところを、夫が前後に一日ずつ休みを取ったのだ。
毎年何かバタバタしていたのだけれど、今年は休みが長かったことに加え、正月準備を頑張らない・やりたいことを計画的に家族で決める、というのをやってみたせいか、終わっても心にゆとりのある冬休みになった。

毎年、夫と私それぞれにTo doリストを作っていたのだけれど、それだとお互いが他にどんな作業予定を抱えているのか分からないために、一緒に作業するタイミングがずれたりして、いつも不全感を抱いていた。
加えて今年は、長男も正月休みにあれがやりたいこれがやりたいと言うので、まずは全員が正月休みにやりたいことを、同じ一枚の紙に書いていくことにした。
紙を壁に設置して、思い付いたときに書くシステム。

ところが、息子は「いつやるか」を考えずにやりたいことをどんどん書いていくので、どう考えても年末年始にやり切れない量になる。
これは時間軸に落として説明しないと優先順位をつけられないだろうな、というわけで、クリスマス明けくらいに書くのをいったん締め切り、ざっくり日付と時間を書いた紙に、予定を落とし込んでいくことにした。
そうやって「見える化」してあげると、息子も「あ~、じゃあこれは無理だね」とか「これは年末年始じゃなくてもいいや」とか優先順位をつけられるように。
「みんなでやること」「一人ずつでもできること」「大人だけでやること」などをパズルのように組み合わせた結果、やりたいことの8割ぐらいができた年末年始となった。

年末には、長男の希望で水族館へ。

ちょうど他にも都心へ外出する用事があったので、初めてしながわ水族館へ行ってみた。
前から聞いていた通りのアクセスの悪さで、そんなに混んでいないんじゃないかと思いきや、めちゃくちゃ混んでいたのでちょっとびっくり。
イルカショーはまさかの立ち見だった。

そういえば一年前にも子どもたちを水族館へ連れて行ったけれど、次男はそのときよりも明らかに生き物への反応が良くなっていて、二歳から三歳の一年って大きいんだなぁと思ったり。

またある日は、お菓子の家作り。

クリスマス前に義母からもらっていたものがあって、開けてみたらお菓子の家セットだったのだ。
チョコレートを割って溶かし、型に流し込んで固めたり、ビスケットやウェハースに塗ってくっつけたり。
大人が長時間横に付いていないと出来上がらないこんなお菓子、親は絶対買わないわ...(笑)と思う私を尻目に、大喜びの子どもたちだった。

元旦は、病み上がりに筑前煮を作ってブリを焼いたぐらいで、もう本当に簡素なお正月。

年末にあるところでつきたての餅を大量にもらったので、炭水化物はひたすら餅の日々だった。

成人の日の三連休は、恒例の三家族集まっての持ち寄り新年会。

こちらは本当に楽しくて、もっと長時間でもいいなという会だった。
子どもは子どもで遊べて、大人は大人でダラダラ飲み食いしておしゃべりできる、こういう時間が人生にはやっぱり必要。

********************************

ところで、日記のタイトルを「AIがつける」というオプションが追加されていた。
やってみたらこんな感じ。

「家族と過ごす楽しい冬休みの日々」
「冬休みの思い出――成長する一年生との幸せな時間」

ソーシャルメディア向けタイトルというのもあって、それも試してみたらこうなった。

「一年生の最終学期、長男の成長に驚き!冬休みの思い出 #一年生 #成長」

一気に安っぽくなった(笑)