大人と子ども、秋の森①

季節外れの暑さとなった週末は、群馬へ。
去年の夏にもお邪魔させてもらった、お友達ご実家の別荘で、シーズン最後の週末を過ごさせてもらえることになったのだった。

今回は集合が夕方と遅かったので、朝ゆっくりスタートしたら見事に大渋滞にハマッてしまった。
高速に乗る前からだいぶ混んでいて、三時間半のノロノロ運転で夫はすっかり疲弊。
14時を回ってようやくランチ予定のSAに着いたものの、ゆっくり食べる時間もなかったので、食べ物を買い込んでまたすぐ車に戻った。
そこから運転を交代したら、私のパートはまったく渋滞なく、あっという間に買い出し予定のスーパーに着いた。

そのあたりで一番大きそうなスーパーに立ち寄ったのだけれど、連休初日の別荘地ということで、ものすごい人出。
みんな楽しそうに、ワインやビールや大量の肉をカートに積んで行く。
それを見ていたら私たちもすっかりテンションが上がった。
オリジナル商品の豊富なスーパーで、ついいろいろ見てみたくなったけれど、お友達家族との待ち合わせもあるので先を急いだ。

現地で落ち合う頃には、もう外は真っ暗。
挨拶もそこそこに、ごはんの準備、お風呂を順番に済ませ、たこ焼きをみんなで作って食べ、一日目は比較的早めに眠りに就いた。

翌朝。
起きて窓の外を見たら、見事な秋の景色が広がっていた。
昨日はもうすっかり暗かったから、紅葉が分からなかったのだ。

前に来た夏の新緑もよかったけれど、秋好きの私としては、この景色は最高。
外に出ると秋の葉っぱの匂いがした。

みんなで朝ごはん。
コーヒーと焼きたてのパンの匂いがたまらない。

この日のメインイベントの焚き火の準備をしがてら、大人も子どもも外に繰り出して、しばし秋の森を堪能した。