2020-01-01から1年間の記事一覧

100年ぶりに外に出た

やっと、産後1ヶ月。 夫の「ちょっと一人で出てきたら」という計らいもあり、試しに一人ランチに行ってみることにした。試しに、というのは、一人で外出 vs 授乳の時間や昼間の睡眠時間確保と、どちらが楽になるのか分からないから。 2,3時間おきに授乳しな…

9月の空、朝のルーティーン

真夏の盛りの出産から4週間が経った。 あんなにあんなに暑かった日々もいつのまにか牙を抜かれて、雲が秋の形になった。寝たのか寝ていないのか分からない3時間毎授乳の夜を経て、毎朝6時に起きる。 3時間毎とはよく言うけれど、ミルクや搾乳を足すときはゲ…

出産ふりかえり 産後1日(筋肉痛とシャワー)

出産翌日の朝になって、ようやくシャワーを浴びることができた。 明け方の出産だったから、出産前日の夜以来30時間以上ぶりのシャワー。 まだまだ猛暑の頃で、病院到着までにすでに汗をかいていたうえ、出産でものすごい量の汗をかいたから、出産直後すでに…

出産ふりかえり 産後0日(お産のあと)

無痛分娩でない普通の分娩は今回が初めてだったけれど、本格的に陣痛の波が来たとき、正直「しまった、今回も無痛にすれば良かった...」と後悔していた。子どもの頃のある経験を思い出す。 遊園地でジェットコースター好きの姉と父に「ここのは怖くないから…

出産ふりかえり 産後0日(お産まで)

最後の検診が終わった日の夜のこと。ぐっすり寝ていた丑三つ時に、お腹の違和感で目が覚めた。 陣痛かどうか分からなかったけれど、とりあえず妊娠出産アプリの「陣痛カウンター」に記録。 次にまた来たら時間間隔を確認しようと思っているうちに寝てしまっ…

ゆっくりと動き出す日々

幼稚園の二学期が始まった。 家から5分の園バスのバス停まで、初めての赤子連れで外出。 あんなに猛暑だった8月がいつしか終わって、気温がだいぶ和らいでいる。 気がついたら、家の外に出るのは退院の日以来、約二週間ぶりだった。一学期はコロナ対策でバ…

長かった8月が終わる

退院後、姉が手伝いに来てくれた2,3日を経て、家族4人の生活が始まって一週間。 毎日毎日、本当にその日のことだけしか考えられない、その日暮らしの生活でなんとか一週間が過ぎた。食事は、冷凍食品、出産前に買っておいたホットクック(先に買っておいて本…

成就

独身時代に旅行した長野の松本で見かけて、その可愛さに思わず買った「松本だるま」。 眉毛とほっぺ(頬ひげ?)が特徴の、とても可愛い顔をしている。結婚してしばらくして、初めての子どもが産まれた後、ふと思いついて片目を入れた。 もう片方の目は、も…

Welcome to the new world!

予定日を一週間近く過ぎた最後の検診の日になっても、まだ出てくる気配のなかった我が子。 その夜陣痛が来て、来たと思ったら既に5分間隔を切っていて、病院に着いたら一時間強のスピード出産だった。 本当にギリギリまでお腹にいる子だった(笑)新しい世界へ…

検診ラスト

昨日の夕暮れ。東の空はピンクで、西の空は水色だった。最後の妊婦検診が終わって、このまま陣痛が来なければ、来週には計画入院となった。 陣痛は来ないけど、赤ちゃんは元気で、子宮口も順調に開いてきている様子。息子と同い年のお友達のママが、タイムリ…

どこにも行かない盆休み

コロナの影響ではなく、出産予定日超過のため、どこにも行けないお盆休み。 いつ来るか分からない出産に備えて、行動範囲をすぐ病院に行ける範囲に限っていることに加え、この猛暑なので、日中は家族みんなでステイホームな日々なのだった。少しだけ暑さが和…

ひとりっこ時代最後のデート?

絶対に予定日より早く産まれるだろうと思っていた二人目だけれど、一向に出てくる気配がない。 正確に言うと、出てくる兆候はそこそこあるのに陣痛が来ない。予定日前の2,3日、夫が休めないので義母に来てもらうことになっていた。 その頃にはもう私は入院し…

こども服の魔力

とうとう梅雨が明けた。 本当に久しぶりに見た、文句なしの太陽。夏の陽射し。出産までにもう間に合わないかと思った産着の水通しを、午前中からせっせとした。 一人目の肌着で十分かとも思ったけれど、やっぱり秋生まれの肌着は少し分厚くて、何枚か真夏用…

まだ産まれない

予定日まで二週間を切ったけれど、産まれる気配はまだない。 というか、お腹は十分に重いし苦しいし、しょっちゅう下腹を押されてウッとなるので、自分では産まれそうな気がしているのだけれど、検診によるとまだそこまで迫ってはいない様子。一人目のときは…

産前産後シフト

妊婦生活もいよいよ正産期(いつ産まれてもいい時期)に入った。 お産に上の子を連れて行けない病院なので、いつ来るか分からない陣痛に備え、息子を一人で見る時間がないように組んだ緻密な産前産後シフトがついに始まった。幼稚園の預かり保育(平日)、自…

めざましい夫

息子が幼稚園でもらってきた風邪が私にうつり、すわコロナか...!と怯えたけれど、私も息子も幸い1,2日でほぼ回復。 それでも臨月、大事をとって週末は家事もほとんどせず、掃除も買い物も料理もすべて夫に任せることにした。最近は、一から好きなメニューを…

可愛い布だとやる気が出る

裁縫道具が収まったところで、急ぎ作りたかったものがあった。ひとつは、息子のランチョンマット。 コロナ対策で幼稚園のランチタイムにアクリル板を使用することになったということで、もともと作っておいたものに加え、アクリル板に干渉しないよう、少し小…

裁縫箱の小宇宙

去年の暮れ頃から幼稚園グッズを作り始め、それを機にソーイング熱が高まった私。 以前から裁縫用品をまとめていた箱が溢れがちだったところへ、グッズが少しずつ増えてきて、もう少し大きな入れ物に機能的に収納したいなぁ...と思っていた。そこで思いつい…

NO密だけど濃密

GWに初めてのお泊まりパーティをするはずだった同い年の子どもファミリー。 コロナで集まりが中止になり、なかなか会えない日々を送っていたけれど、感染対策をしながら、久しぶりに一度集まりましょうということになった。いつもは持ち寄りパーティーだけれ…

凄腕の助手が来た

妊娠9ヶ月に入ったあたりから、夕飯作りが本気で大変になってきた。 とにかく、しばらく立ったままでいるとお腹が張ってくる。 お腹が張ったときは安静にして休む、というのが一番の対処方法なのでそうするのだけれど、5分立っては10分休む、みたいなことを…

コロナ後のお店

一度行ってみたいと思いながら、一人で行くのはもったいなくて、こういうお店が好きな友達といつか行けたら...と思っていたお店が、もうすぐ店内での飲食部門をいったん終わりにすると知って、急いで行っておくことにした。 もしかしたらいつかは再開するか…

親の醍醐味

バス通園が始まって約一ヶ月。 園での様子も気になるし、出産前後のことも少し相談しておかなくてはならないので、梅雨の合間を見て、お迎えがてら幼稚園に行くことにした。せっかくお昼どきに出かけるので、営業再開したお店でランチ。 前に行ったときにそ…

清里旅行記④(おまけ・三日目)

朝起きて、昨日買った清泉寮牛乳を飲みながらボーッと外を見ていたら、どこからか鳩時計のような音。夫のケータイアラームかな...それにしては止めないな...とぼんやりしていたら、ハタと気づいた。 これ、本物のカッコーじゃん。森の中から、カッコーの鳴き…

清里旅行記③(二日目後半)

美し森展望台の後、数㎞北上して野辺山というエリアへ。 車でほんの10分ほどなのだけれど、ここに県境があって、山梨から長野へと変わるのだった。お目当ては、ヤツレンという乳業メーカーの直売所。 一日目の夜に行ったグラタン屋さんが、ホワイトソースに…

清里旅行記②(二日目前半)

今回の旅行は、「自然の中で久しぶりに大人も子どもものびのびすること」が目的。まずは朝、昨日見つけたパン屋さんで買ったパンや、地元スーパーで買っておいた八ヶ岳産のヨーグルトで朝食。 その後息子を夫に任せ、誰もいない露天風呂でゆっくりリラックス…

清里旅行記①(一日目)

コロナ禍で3~5月に予定していたおでかけやいくつかの旅行が軒並み取りやめになり、ちょっぴり意気消沈していた夫と私。 外出自粛生活の中で、少しずつ注意点やペースも掴めてきたところで、出産したらまたしばらくは行けないだろうから、どこか近場でゆっく…

母子手帳カバー

妊婦検診に毎回持っていく母子手帳。 産まれた後は、母子手帳に加えていくつかの病院の診察券、乳幼児医療証、お薬手帳、定期検診のお約束表などなど、一人の子どもに対してたくさんの医療関係のものを持ち歩かなくてはいけなくなる。それらをひとつにまとめ…

妻は麻婆、夫はつけ麺

理想を求めて作り続けている麻婆豆腐。 最近、ついに完成版レシピが決まった。四川料理のシェフが公開していたレシピで作ってみたら、これまでのものと全然違う。 豆板醤、甜麺醤、豆豉醤と使う調味料も多いけど、ちゃんと使うとちゃんと本格中華の味になる…

6月の新生活

6月になり、入園式以来休園だった幼稚園が、とうとう少しずつ始まった。思いがけず2ヶ月延びた親子の時間。 休園中の幼稚園から送られてきた制作キット、やろうやろうと思いつつ、つい後回しにしていたけれど、開園が決まって慌てて息子と作ってみたり。毎…

白ヤギさんと黒ヤギさんのごはん

先日タケノコご飯弁当を届けてくれた、お料理上手の近所のAさん。 シェフからのお届けもの - 珈琲とsofaのあるところ 最近夫がちょうどAさん宅に立ち寄る機会ができたので、そのときのタッパーをお返しがてら、夫が何か作ると言い出した。 ちょうど私が大量…